今世紀最高のテノールといわれるファン・ディエゴ・フローレスを目当ての、ボローニャ歌劇場の清教徒。
直前のフローレスはじめ、大量の主役歌手のキャンセルには、がっかり。日本でオペラをみることは、これからますます、難しくなることを感じました。
ソプラノのデジレ・ランカトーレは中低音の、コントロールが不安定なものの、コロラトゥーラの超絶技巧はさすがに見事でした。エルヴィーラの壊れやすい繊細な表現も上手。 フローレス代役のシラグーサとの息が全くあっていなくて、2人の恋人のシーンは今一つでした。
帰ってから、フローレスのDVDで復習。合唱の重厚なベルカントオペラを楽しみました。
上野という立地も今一つだし、オペラは日本でみることは海外の劇場でみるより、感動レベルが低め、と思いました。 メトロポリタンの演目とキャストも調べたり、しながら夜遅くまで、清教徒の、晩でした。
