昨年はろくにブログを更新しませんでした。
今年はもうちょっと頑張ろうかな…。なんて毎年思う
んですけどね…。
さて、昨年やっと映画館に行くことができました。
自粛後初に観に行ったのは" AMERICAN UTOPIA"。
これはどうしても観に行かなくては、と思ったんです。
感染者数が急激に増える前に、今のうちと思って観に
いったのでした。
シネコンによくある大きい画面で観たほうが没入感
あって良いですよ。
ワイヤレスでライブできるなんて凄い。しかも皆さん
踊りながら演奏する所もあって、演奏能力以上のもの
も持っているのです。曲もパフォーマンスも素晴らしくて
ウルウルしてしまいました。
メッセージ性もある作品なので、今のこの時代について
未来についてなど考えをめぐらすこともできるかな。
その次に観に行ったのが"DUNE"です。
公開後すぐに行きました。
今だからこそ原作に限りなく近く映像化できたのかなと
思いました。リンチ版は嫌いじゃないのですが、如何せん
技術的にかなり無理があったとしか言えません。
文庫本にして上中下巻3冊分の内容を2時間ほどで
描き切るのも難しいかったでしょう。
それにしてもこんな世界感を60年代に書いたフランク・ハーバート
の頭の中はどうなっているんだ？と…。よくこんな物書けたな、
と思うんです。
"DUNE"に興味ある方はこちらのドキュメンタリーもお勧めします。
ホドロフスキーが最初に映画化しようとしていたんですよね。
計画から映画化がとん挫したいきさつが分かります。
でも彼のこの計画の過程が今私達が観ることのできる作品に
多大な影響を与えているんです。色々な映画に使われている
のでそれを探すのも楽しいですよ。特にエイリアンシリーズ
なんて"モロ"ですから。