日本のアニメやゲームキャラクターに扮するコスプレ文化は日本だけでなく、アジアや欧米にも広がっています。とりわけ近年は日本でも中国コスプレイヤーのクオリティーの高さが反響になっています。私がコスプレをしたきっかけも学校のサークルでした。他の人がイベントで撮影したコスプレイヤーの写真を見たら、大好きな漫画『ONE PIECE』に出てくるチョッパーのコスプレをしている人があまりに可愛かったんです。私もやりたくなって、そこからコスプレの道に入りました。大規模な同人誌即売会では、基本的には男性向けの「FF(FANCY FRONTIER開拓動漫祭)」、女性向けの「C.W.T(台灣同人誌販售會)」があります。台湾は台北、台中、高雄を中心に大きなオタクイベントが開催されますが、最も台北に集中していますね。それでも台中や高雄のイベントは年々増えて盛り上がっています。
国内市場が大きいために短期間で発展する中国の勢いに目が行きがちですが、海外のオタクイベントで活動する頻度の高さは台湾も負けていません。その中でも台湾・台北在住のMomoさんは、日本ではなかなか見られないタイプのコスプレイヤー。キュートらしいキャラクターを得意としており、「わぉ!めっちゃ、キュート」なコスプレ様子を見せてくれます。年齢はどんどん下がっている気がします。早くからコスプレを始める人は間違いなく増えましたね。コスプレの衣装や抱き枕 アニメを買えるネットショップが増えて、誰でも気軽に始めやすくなったと思います。ちょっと前までは、衣装や造形など自分で一から制作することのほうが多かったですから。
今回、現地にてインタビューの機会を得られたので、台湾のコスプレ事情について訊きました。『モンスターストライク』ステージを始め、厳選写真と合わせてお届けします。年々参加者が増え、企業ブースもより凝って、ステージセットも豪華になってきているなと感じました。個人的には台湾の観客はシャイな方が多い気がしますが、熱量の高さを感じることができるので、コスプレイヤーとしてこのような場に立たせてもらえて、とても幸せだと思います。やっぱりゲームを好きな人は多いです。近年はスマートフォン向けアプリが増えましたから、仕事の出退勤や学校の登下校時に気軽に遊ぶ人が多くなったと思います。私もよく遊んでいます。私も以前から中国カメラマンが撮った写真を見ていましたけど、本当に上手ですよね。中国のイベントでは、有名カメラマンがあらかじめスタンドとか機材を一箇所にセッティングして、コスプレイヤーをそこに呼ぶんですよ。さらに衣装担当やヘアメイクなどたくさんのアシスタントがいて、万全の体制で撮影に臨むんです。
大好きなのは『モンスターハンター』です!一番ハマっていた時期はコスプレをせずに毎日遊んでいて、新しい写真をSNSにアップできませんでした(笑)。私は日本のゲームが好きで、自身には合っているなと感じています。台湾ゲームは中国と同じで「武侠」が下地になった作品が多いのに対し、日本ゲームはジャンルが豊富ですから。とても人気です。私も大好きで、台湾版だけでなく、先のストーリーが気になるから日本版も同時に遊んでいます。日本語はまだまだ読めないんですけどね(笑)。ただ、あまり夢中にならないように気をつけています。ガチャのために際限なく課金してしまいそうで…沼にハマりそうな自分が居るから恐いです(笑)。仕事と趣味合わせて国内外で活動しており、1月末に台湾で開催されたアジア最大級のゲーム展示会「台北ゲームショウ2019」において、日本一と呼び声の高いコスプレイヤー・えなこさんと『モンスターストライク』ステージで競演しました。あとはFFほど大きくなくても台北で開催されているイベントには、時間があれば参加しています。海外で開催されるイベントに招待してもらっています。これまで、シンガポール、フィリピン、ベトナム、マレーシア、オーストラリアなどの国々に行きました。アジアが多いですね。日本にも昨年12月のコミックマーケット(C95)にサークル出展しました。
私は台北に住んでいるので、お仕事も含めて台北開催のゲームイベントや同人誌即売会が多いです。とくに「FF」は欠かさず参加するように努めています。台湾では夏と冬の年2回開催される最大級の同人誌即売会で、高雄など南部に住んでいる人も含めて国内のコスプレイヤーが多く参加しますから。アジアの他の国々もコスプレ熱は高いのを感じますが、国内はもちろん日本や中国ほど多くのコスプレイヤーは参加していない印象を受けます。台湾でも日本のように並んで順番に撮影することはなく、基本的には囲み撮影です。もちろん、カメラマンがコスプレイヤーに1対1で撮影していいかを訊いて、OKの場合は撮影することができます。