こんにちは、ファイブカラーの三岬奈央です。
☆運命転換の時期 2
わたしがチェックしていたホロスコープ・シートを
目ざとく見つけ、彼らにとっての【共通】項を
悟られてしまったようだ。
あぁ~ これで話が長くなるぅ
「占星術はどこで習ったのか?」
「グルジの名前は?」
「誰を対象にリーディングしているのか?」
「何のためにインドに来ているのか?」
こうやって寺院で見かけるわたしのことを
付き添っているガイドがいちいち聞かれて
いちいち答えているのか。
めんどくさ。
ガイドもインド人。
いちいち話すのが好きなのである。
だがわたしは日本人。適当に応えようかと思ったが、
何十人ものホロスコープをチェックしている
姿を見られている。ウソは付けない。
しかもこの親子、どことなく真剣な顔つきである。
南インドから乗り込んだ列車だったので
これまた彼らとの共通項のひとつである
ナディ・アストロロジー(シヴァの葉)の
チェックに来ていると伝えた。
すると、
「あなた自身が葉を開けるのか?」
いやいや わたしは代行だ
こっちのナディリーダーに参照してもらっている
「それはどこの誰だ?」
「優秀か?」
「何歳以上の指紋からリーディングは可能か?」
から始まり、
わたしの既婚の有無、菜食主義者かどうか
根掘り葉掘り聞く始末。
とここまでで、彼女らのいわゆる【希望】に叶ったのだろう。
隣に座っていた20代の娘に「席を外しなさい」と告げた。
低い声でわたしの耳元に近づく。
「今の娘、実は養女なの。1985年生まれなのだが
未だ結婚していない。養女ゆえ、出生時刻が不明なので
ホロスコープチェックができないのです。
ナディ・アストロロジーなら時刻が不明でも
結婚のことがわかるのか?
また出生時刻が記載されていたりするのか?」
なるほど。
この親子は、占星術に一縷の望みがあったのか。
確かに娘が20代後半で嫁に行かないのは
ここ南インドでは一大事である。
この真剣さがわたしに、仕事の手を休めよ
という気にさせたんだな。
この時点でわたしが詳細を伝えるより、
自国の専門家から話を聞くほうがいいだろうと
わたしお気に入りのナディリーダーの情報を伝えた。
すると老女の方がさらに質問を加えた。
「親族に5歳になる双子がいるが、ひとりは
健常者だが、もう片方は聴覚障がい者なのよ。
この子たちの葉を参照したい場合は、
両親の指紋が必要か?」
いや、指紋が確定できない年齢(14歳未満)
の場合は生年月日を伝える必要はあるが、
参照できる場合がある
その老女、ここまで聞き出したらおもむろに
携帯を手に取り誰かに電話し始めた。
おそらく聴覚障がい者の子の親だろう。
もの凄い勢いで今聞いた内容をまくし立てていた。
現地語会話だったが、英語と同じ単語は理解できる。
この情報を聞きだした日本人(わたしのこと)は
バッチェラー(独身主義者)で、
ピューアーベジタリアン(純粋な菜食主義)で
葉の仕事で年に3,4回インドに来ている
と。
娘を養女にした四言語完璧に使いこなす
賢女らしき母は、目をうるうるさせながら
「わたしたちは家族でこの5日間、巡礼してきたのよ。
その祝福がこうしたあなたとの出会いとなった。
神々が我われ家族に光を差し伸べてくれたわ~」
・・・そんなに喜ばれても
つづく・・・
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☆ファイブカラー☆
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