こんにちは。
岐阜県可児市で保育園、学習塾や介護施設を運営しているこ~むら代表です。
子育てにはその子の成長段階に応じた子どもの特性を理解することが大切ですよね。
いろいろなことに挑戦してほしい。
自由闊達な子に育ってほしい。
素敵な親の願いですが、それってお子さんの成長段階にあってないと逆効果になってしまいます。
6歳までのお子さんで大切なのは「規律」や「秩序」です。
例えば、妹(2歳)に「ビールを持ってきて」と頼むと、妹は冷蔵庫に走っていきます。
そうすると兄(4歳)が「僕がやる!」と言って追っかけていきます。
で、妹が兄に奪われないようにビールを抱えてやってくるわけですが、兄は「僕がやりたい」と聞きません。
で、ビールを渡すと、冷蔵庫まで戻り、最初からやり直します。
心の中では「ムダなことしているなぁ」とか「頑固やな」とか思っていますが、これは子どもにとって大切な「秩序」なのです。
「秩序」というより「ルーティンワーク」と言った方がいいかもしれません。
みなさんもお子さんが同じ服ばかり着て困るとか、お風呂に入るときの脱衣の順番に妙にこだわりがあるとか経験ありませんか?
大人の方でもゲン担ぎで、靴下は必ず右からっていう人もいますが、そうした意識的なものではなく、子どもたちは「秩序」を重んじます。
子どもたちは想像しながら成長しています。
そして、想像通りになることに喜びを感じます。
実は学習塾でもここが大切なのです。
これを「既習事項の確認」って僕らは言っていますが、何か新しい単元を教えるときは、必ず、その元になる既習事実の確認をやってから本題に入ります。
例えば英語で不定詞を教えるときは、いきなり「to 動詞の原形」とは言いません。
まずは「I play tennis.」を生徒に発問するわけです。
そして、正解したらちゃんと褒めるのです。
まあ、たいていは答えられるわけですが、このほとんどの生徒が答えられる発問が重要なのです。
つまり、「I play tennis.」と書いて「意味は?」と問えば、「私はテニスをします」と脳裏に浮かべます。
で、その通りになったときに脳は喜びを感じるわけです。
これで新しい単元を学習するという心理的なハードルを下げることと、勉強に対して前向きな心理を醸し出すです。
小さい子どもは「次にこうなるだろうな」と思っています。
ボールを持っている(これ投げたらころがるんじゃね?)→投げる→ころがる(おおっ、俺の法則は間違っていなかった)と本人は天才物理学者きどりなのです。
この壮大な茶番劇を通じて「俺はできる」という自己肯定感を高めていくのです。
なので、親は子どもが気が狂ったように同じことをやっていたり、変なこだわりがあることを心配する必要はありませんよ。