今日、休みだったんだけど、予約が入っていたので、二時から歯医者に行ってきました。


午後の診察が二時からってのもあり、待合室には結構な人数がいて、これは時間かかるな!って思ったから適当にあった本を読もうと本棚を見ました。


そこで俺が手にした本。


「優駿の門」


高校くらいの時にハマって、集めたんだけど、社会人になってお金に困り売ってしまった本です。


ここからは、この本の内容を知ってる人しか分からないと思うけど、舞台はダービー後、ボムクレイジーとダブルフェイスの勝負が終わって、厩務員の小林が実家に帰ったところの話でした。


小林のお母さんは痴呆で息子の顔も分からなくなっていながらも、息子が今まで担当した馬の名前を次々と語り出す。ってシーンで、歯医者の待合室ってのも忘れ、ただ号泣・・・。


隣にいたおばあちゃんがビックリするくらいに・・・。


ふと、我にかえると、順番が俺の番。


前にいた、中学生くらいの女の子とその母親には、見るんじゃない!的な目で見られるし、その前にいた、おじいちゃんは、哀れみの視線をおくってきてた・・・。


そんな中、呼ばれて中に入ると、俺の涙目を見て、先生がね・・・。


「そんなに、痛みますか?」


って、聞いてきたんだ。


歯医者で涙目の患者がいたら、普通に聞く質問なんだろうけど、恥ずかしくて、漫画本で泣きましたとは言えず、「少し・・・」ってこたえると、いつもの倍の治療時間がかかりました・・・。


それどころか、いつもの倍以上の治療費と・・・。


俺が帰る時には、すっかり待合室も少なかったけど、久しぶりに優駿の門見て、また集めようかな。って思ったね。


多分、全30巻以上。


番外編みたいなのもあったから、大人買いになるけど、やっちゃおうかな。


それくらい、本泣きした、休日の午後のお話でした。