あの日のこと | 徒然なるままに

あの日のこと




カフェのお仕事を終え、
自転車で材木座海岸に。
いつもの
ルーティーン。

気がつけば
こんなのんびりとした生活も
五年目に。

震災の年に
ひょんなきっかけで
鎌倉に。

当たり前のような
日常。

当たり前のように
日々、共に過ごす人。時間。場所。

そんな当たり前のように
思えて、ついつい当たり前すぎて、
そのありがたさを忘れてしまいそうになったり。

もうすぐ3月11日。

あの日、自分は、
横浜市にあった、とあるパン屋さんがやっていたカフェで、
エスプレッソマシンに向かい
カプチーノ作っていました。

あの日の
あの時間

いつものように
エスプレッソをおとし、
牛乳をあたためて、

ラテアートをほどこそうして、
ミルクをカップに注ごうとした瞬間。

震災が。

異常に長く続く大きな
揺れで、

もうカプチーノ作っている場合ではなく、
ラテアートどころではなく、

ただごとではない揺れに、
天井が崩れるのでは?

と思えるほど、異様な恐怖を感じ、
まずは
お客さんを外に誘導し、
安全確保

最後にお店に残り
窓辺から外をみたら、
道路と車がうねうねと揺れてました。。

岩手にご両親がすんでいるスタッフさんは、
気が動転したような表情で慌てて、帰り、

自分も停電で信号もともってしまった道を
なんとか家に帰ることができました。

あれから
もうすぐ5年。

僕はなぜか
横浜から鎌倉の材木座で、

エスプレッソマシンも
ラテアートもない喫茶店で、

お客さんに
しとしとコーヒーの滴とともに
手で淹れたコーヒーも
おだしてしてます。

あのとき、
お世話になっていたお店は、
もうありません。

ふらっと訪れたとき、
別のお店に変わってました。

当たり前の日常
当たり前のようにあるお店も

当たり前ではなく、
いつなくなるかわかりません。

海は人を癒してくれます。

当たり前のように
毎日眺めてきた
材木座海岸に

どれだけ身も心も癒されてきたことか。

時として
その海も自然も

別の顔をみせます。

あの日、自分は鎌倉にも
海辺のお店にも
いませんでした。

そして、今は
鎌倉に。

そして、
当たり前のように
お店でハンドドリップ珈琲を淹れ、

当たり前のように
仕事帰りに海を眺める。

そんな当たり前のことに
感謝しないと。

毎年、3月11日を迎える前
思ったりするのです。

そして、
毎日、当たり前のようにきてくれる
お客さんにも
感謝感謝です。

調子にのりやすく、
当たり前のことになれて
忘れそうになるので、
ブログに

ではでは

鎌倉市材木座1-5-4
材木座cafe マスターより