five seats (ファイブシート)

five seats (ファイブシート)

「今日、誰かとご飯して帰りたい」誰もが思ったことのある、この気持ち。
「Five-Seats(ファイブシート)」は、そんな気持ちをもった人が集まって、夜ご飯を楽しむためのサービスです。

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ファイブシートの特別企画!

”未来のジョブズとガチで語る、1時間”

大好評のこの企画、第3回目は、

株式会社パープルカウの、柴田 憲佑さんが登場です!


六本木のおしゃれなイタリアンバーで行われた、
濃密な1時間をお楽しみください♫


    

柴田 憲佑さん


株式会社パープルカウ 代表取締役

幼少からアイスホッケーを始め、16歳の時に、U18日本代表候補に選出、JOCジュニアオリンピック強化指定選手に選ばれる。その後カナダの高校へ留学、King’s-Edgehill Schoolへ入学しました。2005年に帰国し、中央大学商学部に入学。

新卒入社したソフトバンクグループでは、法人営業を経験。孫社長後継者育成のソフトバンクアカデミア1期生、スカイライトコンサルティング主催のビジネスコンテストでの優勝を経て、2012年に株式会社パープルカウを設立。



●提供サービス


Crevoロゴ

アニメーション動画に特化したクラウドソーシングサービス「Crevo(クレボ)」を展開中。好みのクリエイターを指名し、アプリやサービス紹介、YouTube広告といった目的の動画素材をオリジナルのシナリオ、キャラクターで制作してくれる。

クラウドソーシングを活用し、工数管理にかかるコストを圧縮することで、ハイクオリティの動画を比較的安価、スピーディーに提供することを実現している。


参加者のみなさん



 


Kazuさん 行川さん 文豪さん




まどかさん

のっけから熱い柴田さん

(飲み物が到着するまで、柴田さんから簡単な自己紹介)

柴田さん まず、今日は僕に会いに来てくれたそうで、本当にありがとうございます。まずは、僕の生い立ち的なところから、お話しますね。


僕は、名古屋出身で、子供の頃からアイスホッケーをやってきて、高校の時に、本場のカナダでプロになるために留学したんです。あっちのアマチュアリーグに入って。それで、7年間チャレンジしたわけですけど、まあ、、現実を知って、日本に戻ってきました。


大学に戻ってから、ちょうど3年生の時だったかな、先輩の影響もあって、学生起業みたいなこともして。父親が会社をやっていたから、起業はそんなに遠い存在ではなかったのかもしれないです。


いきなり起業ってのは難しいと思ったので、ネット代理店でのインターンや、大学2年生のときに、DeNAでまるまる一年インターンをしました。その頃は、モバゲータウンが盛り上がってた頃です。そんな中、僕が配属されたのが、BtoBの仕入れサイト。Yahoo!とか楽天でお店を持っている人たちが、商品をいれるためのサイトです。その1年間で、マーケティングだとか営業を学びました。


その後、新卒でソフトバンクに入社して、法人営業を2年半。僕がラッキーだったのは、ちょうど、ソフトバンクアカデミアの1期生の募集があった時で。孫さんの新30年ビジョンプロジェクトに関わったり、実際に孫さんにプレゼンする機会もありました。その経験は、今のパープルカウの事業にも大きく影響しています。


孫さんや、外部の上場企業経営者と話していて思ったのは、
「自分で事業やってる人と、今の自分じゃ、差がひらくばかり。このままじゃ、追いつけない」ってこと。それが起業を決意した瞬間でした。



一同

(のっけから、熱いぜ!柴田さん!!)



(ここでドリンクが到着、みんなで乾杯)
(あまりの熱さに、柴田さんのドリンクが蒸発するトラブルも。)


柴田

事業の話までしちゃおうかな。ソフトバンクを退職した後、「パープルカウ」という会社を立ち上げて、クラウドソーシングという領域で事業を進めています。

僕は、日本を元気にしたい、

「日本から世界で戦える人を出したい」

という想いがある。

だから、国境を超えて、クロスボーダーで働くことができるクラウドソーシングに注目したんです。


順調に見えたサービススタートの裏側


(参加者の自己紹介を終えて、いよいよ参加者からの質問タイムスタート)




中村さん

パープルカウの暴露話が聞きたいです。


柴田さん暴露話ですかー、いきなりですねー。

一同



柴田さん
そうですね。お話できるところでいくと、

僕らが創業したのは2012年12月、世界中のデザイナーに発注できるクラウドソーシングサイトとして「デザインクルー」っていうサービスをリリースしたんです。ベンチャーカンファレンスにも登壇して、華々しく取りあげられました。 でも、実際にはあまりお客さんついてこなかった。

もうこれ以上生きていけないってところで、別のビジネスのアイデアを3つくらい考えて、2、3ヶ月テストマーケティングしてみて、「動画クラウドソーシング」が一番熱いんじゃないかって結論出して。

決めてからは早くて、3ヶ月くらいで作って、サービス(Crevoクレボ)を開始しました。すごく反応が良くて、今すごい引き合いの数がきてる。
ほんとに危機的な状況から、何とか復活。
Crevoが無かったら、今僕はここにいないですよ。

まどかさんそういうぎりぎりの状況で、耐えられたんですか?

柴田さん 僕は、結構粘り強いんです。アイスホッケーで鍛えられた面も大きいと思います。耐えていたというより、諦めずにあがいてた。崖のさきっぽに立たされたけど、なんとか道が見えた。やっぱり、人間、追い込まれてからが強いっすよ





サービスがうまくいってる理由

行川さん Crevoがうまくいってる理由ってどんなところにあると思いますか?

柴田さん それは、「お客さんのニーズから、サービスを作ったから」ですね。一個前のサービスは、「僕らはこういう世界をつくりたい、こうなっていくべきだ」っていう想いから始めたサービスだったんです。押し付けてた。 お客さんからしたら、「安く作れたら、別に海外のデザイナーじゃなくてもいいし。」

行川さん 確かに、別に同じクオリティのものができるんだったら構わないですよね。

柴田さん それに対して、Crevoでは、動画作成に100万円くらい掛かっているところを、20万円から作れるようにした。そのニーズに絞って、アプローチしたからうまくいってる。

酒澤さん そのニーズには、どこで気付いたんですか?

柴田さん もともとのサービスのなかで、提供を開始していた中のひとつだったんです。動画作成サービスの他に、3Dモデルとかも試してみて。その反応をみて、動画作成に集中しました。


国境を越えてやりとりできるもの

中村さん デザインに絞った理由ってあるんですか?

柴田さん 僕らは、国境の壁を超えて、余ってるものを足りてないところに運ぼうとした。でも、モノには物流の壁があるし、プログラミングやエンジニアリングは言語の壁がありました。 iPhoneとか世界中で統一されたデザインを使ってるのをみて、良いデザインは国境の壁を越える事ができることに気付いたんです。

中村さん はじめから海外を見据えていた?

柴田さん パープルカウのビジョンは、日本から世界で戦えるビジネスマンを生み出すこと。 これから国際間のコラボレーションが必要になる。もう、日本人だけのチームでは戦えない、というのが意識の前提にある。


事業計画のたてかた



行川さん 自分でも飲食系のサービスを考えているんですが、マネタイズとかどのくらい考えたら良いですか?


柴田さん まず、マネタイズで大事なのは、誰からもらうつもりでいるか。それと、運営して行くのに必要な費用を、固定費と変動費で考える。毎月200万円の費用がかかるなら、どのくらいの売上が必要か。固定費の中身は、人件費、サーバ代、家賃って積み重ねていく。


行川さん 人数はどんどん増やしていきたいと思ってます。


柴田さん まずは、半年間の見積もりから始めてみると良いです。一番簡単に考えて、人数なんかも、いっそ固定で考えてみるくらいで。 事業計画書、書いたら持ってきてくれても良いですよ。いくらでも、見ますよ。


一同 おーー。(柴田さん、最後まで太っ腹!)




いかがでしたでしょうか。



今回は、

・柴田さんが、どんだけ熱いか

・柴田さんが、どんだけユーザーのニーズを捉えてるか

・柴田さんが、どんだけ太っ腹か


が、わかる1時間でした!

今後の「Crevo(クレボ)」の躍進が楽しみですね!



今週のガチで語れる起業家は?


未来のジョブズと語り合う1時間も、いよいよ残り1名!


6月12日(木)20時~株式会社トレタ 増井雄一郎さん

をお迎えしてのファイブシートです!



応募は締め切ってしまいましたが、

ツイキャスで生放送しますので、20時にはPCの前でお待ちくださいね!