なぜ自己評価が必要なのか
成果を最大化する為に
営利であろうとも非営利であろうとも、人生においてマネジメントが必要なのではと思うこのごろ。
「私の知る限り、ほとんどの非営利組織の成績が並みである。努力が不足しているわけではない。懸命には働いている。問題は焦点がぼけていることにある。加えて経営ツールのないことにある。」
そのまま、人生に対しても言えるなと思う。
今の職場で努力はしているし、懸命に働いてはいるけど、将来どういう生き方がしたいのかはっきりしない。夢をすでにあきらめたりもしている人も少なくはない。今の仕事に満足するほどの自分がいるわけでもない。なんとなく続けているけど、かといってどう考えればいいのかもはっきりしない。
問題意識の焦点がぼやけているし、何をどのように考えればいいのかのツールがない。技術がない。
人生も非営利組織と同じように、いまだに良い意図で十分としていたのかもしれない。
でも、もうそれだけでは生きることさえ難しい時代。
就職は氷河期を再び迎え、企業は生き残るために人材をコストと規定し減らしていく。派遣社員やフリーターが増え、自らの能力センスを磨く機会が失われていくことにも気付かずに時を過ごしていく人口が増える。
だからこそ、個人の人生においてもマネジメントが必要なのだとそう言われているような気がする。
個人がミッションを明確にし、その成果を最大とすべく、ネットワークを創り、経済、教育、文化、政治を創りだしていく。
「いかなる成果を上げるのかを考えなければならない。」