花 | Co'zMic five-note+ BLOG

 
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ただいま
 
実家の玄関に
飾られた
薔薇の花
 
綺麗でしょ?
 
母の笑顔と言葉に
娘を思いやる愛と
彼女の優しい心を
感じた
 
花と言葉
 
余分なものは
何もいらない
それで 心は
満たされたのだから
 
 
 
そんな時に
私の身体の中には
「音楽」が流れる
 
この日の音楽は
静寂の音楽
 
音はない
静まった部屋に
燈さない光
ひんやりした冬の空気
でも そこに流れる
音楽は 優しくて
愛しい心の涙と
微笑みをくれる
 
それが 音楽
 
私にとって
音楽は
鳴っている音ではない
奏でて出てきたものより
無くしてはいけない
大切なものがある
 
だから
 
歌い 楽器を奏で
それが どんなに
きらびやかに
空間を埋めていても
憧れ苦労を伴い
それらしい形が
出来ていても
私にとっては
「音楽」ではないことがある
 
人の心に
灯を燈す音楽は
 
嘘や隠し事
わだかまりのない
心で奏でられる音楽
 
何かに誰かに
依存しないで
自立した心で
奏でられる音楽
 
純粋に…
そお
透明な程に 真っ白な
そんな心で
歌われる音楽
 
歌は 祈りの心
 
心が 空っぽなら
それは ただの 音…
ただ あるだけ
それは 音楽ではない
私にとっては
 
 
 
だから
心が 空っぽに
ならないように
いつも
柔らかく優しくいたい
 
私の信じる
音楽を追い求めて
いくために…
 
 
すべては 自分の
「心ひとつ」
 
 
心は いつも
青空に開き
太陽の光を求めていたい
夜空に溶けて
月の光 星の輝きに
煌めいていたい
 
恋をして
愛を注いでいたい
 
優しい空気を
作れる気持ちでいたい
 
そして 時には
暗闇を一瞬で
燃え尽くしてしまうくらい
強い情熱の視線で
尽きてしまう程の
音楽を 奏でたい
 
 
 
想いは 果てがない
人は 欲張り
 
 
 
でも ひとつ
音楽を貫く人生で
忘れたくないこと
 
「心に花を持って…」
 
華やかさを
光を
心に添えるのは
誰でもない
 
「自分自身」だと
 
 
 
Mica