ギターの良い音についての考察
さぁ現在仮録音源バウンス中。
その間に音についてガッツリ語ったるぜぃ。
かなり長文なんで暇なときに読んだってください。
良い音を出すためには
そもそも良い音って何?っていう定義の段階から考えていかなきゃいけない。
音っていうのは空気の振動であってうんぬんかんぬん…とかその辺から考えれる人は研究してみてください。
まず科学的にとらえるのも大事だと思う。
でも結局良い音っていうのはまとめちゃえば「人それぞれ」なんだよね。
ミドルがガツンとした音が好きな人もいればドンシャリサウンドが好きな人もいる。
「ノイズがない」とかは誰にでも共通した良い音の条件・・・かとも思ったけど曲次第ではノイズガーガーいってるサウンドがマッチしてる場合もあるし一概には言えない。
突き詰めてくとじゃぁどんな音にすりゃいいんだよとか思うかもしれないけどやっぱり
「自分が弾いてて気持ちイイ音」
これが良い音の定義だと思う。
例え周りの人に「こういう音にしてよ」とか言われてもそれが自分にとって嫌な音だったらプレイに影響がでてくる。
やっぱ弾き手の感情って音色とは違う部分で音に強くでるから弾き手が気持ちよく弾ける音にするのが1番大事なんじゃないかなぁ。
アーティストには多少強引に我を押し通すことも時には必要だと思う。
じゃぁ自分が気持ちイイ音を作ってくためにはどうすればいいか。
まず音に影響する要素を考え得る限り書き出してみる。
ここでは「ギターをアンプにつないでアンプからでてプレイヤーの耳に届く音」ってケースで考えます。
マイクとかモニターとかPA要素はなしで考えるって事です。
・プレイヤー(ピッキング・フィンガリング・感情・ニュアンス)
・アンプ(プリアンプ・パワーアンプ・キャビネット)
・ギター木部(ボディ・ネック・塗装・サウンドホール)
・ギターパーツ(ピックアップ・ペグ・ブリッジ・フレット・ナット・配線・ポット・コンデンサー・ジャック等)
・ギターセッティング(チューニング・ピックアップ高・弦高・ネック角度)
・ピック
・弦
・エフェクター
・電源
・ケーブル
・環境(温度・湿度・アンプ位置・部屋・人)
ざっとこんなもんかな。
まだあるかも。
この中でどれがどんだけ影響を与えるかって考えると
プレイヤー>>>>>アンプ>>>ギター木部>>ギターパーツ≧エフェクター>ケーブル>>>ギターセッティング≧ピック=弦>環境>電源
こうなりました。
かなりの独断と偏見。
これは人によって解釈が全然違うと思う。
とくにエフェクターと環境の位置はかなり変わり得るんじゃないかな。
ひとつずつ吟味してくと↓
・プレイヤー・
これは音に影響する要素ってかもう根本的な部分だと思う。
たとえば自分がギターを弾いてて周りの誰かが「ちょっと俺にも弾かしてよ」って言ってきてギターとかを全く同じセッティングで渡してさらに同じフレーズを弾いたとしてもどこか違う音になる。
誰でも1度くらいはそんな経験あるんじゃないかな。
同じ機材を揃えるのは金さえかければできるけど人のニュアンスまで完コピするのはかなり大変。
しかも音に定評のあるギタリストに限ってセオリーとは違った変なスタイルで演奏してるからタチが悪い。
まぁ自分の演奏スタイルってのを確立させるのが大事だと思います。
あと気分もかなり重要。
弾きたくないなぁって思いながら弾いてる音とかって聴いてる側は結構わかります。
楽しく弾けるようにテンションあげときましょ。
・アンプ・
単純に音作りを見直したいって時はアンプを見直すのが1番だと思う。
たとえばケーブルを換える事で得られる効果はアンプのセッティングをちょっと変えるだけで済むものかもしれない。
ケーブル換えるのは何千円てかかるけどアンプのセッティングいじるのはタダだからね。
高級ギターをショボアンプにつないでもショボい音しかでないけど
ショボギターを高級アンプにつなげばそれなりに聴ける音になる。
やっぱアンプありきだなって自分は思います。
あとセッティングはもちろん置く位置も地味に重要。
いつも同じ位置でしかやってない人は1度アンプ置く場所変えてみるといいかも。
・ギター木部・
アルダーとかマホガニーとかメイプルとかローズウッドとかそういうの。
パーツは別にいくらでも換えれるけど木部を換えるのは改造ってか生まれ変わりだと思う。
良いギターの条件ってのは木部で決まると考えてます。
アコギだったらアンプよりも重要かな。
・ギターパーツ・
ん~どうなんだろ。
自分はギターへの愛着深めるためにもパーツ改造はよくやってるけど。
実際そこまで大きい効果があるかは微妙。
たとえばピックアップ交換にしてものせるギターによって全然効果が変わってくるし。
ペグとかは音変わるけどそっちよりもチューニングの安定さとか機能面で選んだほうがいい気がする。
まぁ安いギターとかを手軽に良い音にするにはいいかもしれない。
・エフェクター・
これは人によって全然違うね。
まったく使わない人もいれば冷蔵庫みたいに積んでくる人もいるし。
これに関してはまた別項で語ろうと思う。
・ケーブル・
自分は正直あんまり音色に差は無いと思う。
でも色んなケーブルを試したわけじゃないしこれから価値観かわってくかも。
ただあまりに安いケーブルはノイズがヒドいからやめたほうがいい。
消耗品なんで調子悪いとおもったらすぐ買い替えましょう。
ノイズ問題の原因は大体こいつです。
あと長いケーブルは音が劣化するなんて話よく聞くけどどうなんでしょ。
この辺は理系の人にガッツリ聞いてみたいもんです。
・ギターセッティング・
地味に大事なとこです。
いくら高いギター買ってもセッティングがダメだったら魅力半減。
定期的にリペアショップにもってくのがいいと思います。
金かかるのいやって人はメンテナンス指南の本を1冊買って自分でやるのもアリかな。
・ピック・
これと弦に関しては自分は入手のしやすさと演奏性で選んでます。
音もかわるっちゃかわるけど些細なもんだし。
ただあんまり「速弾きは厚いピックでカッティングは薄いオニギリピック」とかピックに頼った弾き方してるとニュアンスの幅が狭くなるんでほどほどにしとくのがいいと思います。
・弦・
↑で書いてるけど指ざわりとかスライドのしやすさとかで選べばいいんでないでしょか。
あとあんまりマニアックな弦つかってると弦切ってしかも予備がないって状況の時とかに困るからある程度入手しやすいメーカーの弦にしたほうがいいと思います。
こだわる人は複数のゲージ買って自分だけのゲージの組み合わせとか試行錯誤してみるのもいいかも。
弦交換のタイミングはプロのインタビューとかでもかなり差がありますね。
正解はないと思うんで自分のサイクルってのを把握しとけばいいんじゃないかな。
・環境・
武道館と4畳半じゃ全然音の響き違うよねって話。
エフェクターとかでリバーブかける場合考慮せなかんとこ。
チューブアンプなんかは湿度で多少コンディションが左右されると思う。
あと人がたくさんいると音の反射具合とか変わってくるので気をつけたいとこです。
アンプのとこでも語ってるけどスピーカーと自分の耳の位置関係も計算しとくと結構聞こえ方がかわってきます。
・電源・
アンプのワット数とか。
自分はあんまり分からないけどかなりこだわる人もいるみたい。
某エリック・ジョンソンさんはエフェクターの電池のメーカーまでこだわってるそうで。
ほかにアッテネーターとかステップアップトランスとか使ってみるのも面白そうです。
あとノイズにか少なからず影響してくる要素かと。
つかれた。
このへんでバウンス終わってるけど勢いでもうちょい書いてきます。
で、こうやって色んな要素を考えて1つずつ改善してけば良い音を出せるかっていうとハイとは言えない。
実際のライブやレコーディングではPAエンジニアっていうデッカイ要素があるからです。
極端な話どんだけ良い音だしてもPAさんがギターのフェーダー下げちゃえば音がでなくなる。
ミキサー側の影響力ってのは大きいです。
レコーディングに関して最高な音で最強なミックスに仕上がったとしても。
リスナーが100均のイヤホンで聞いてたりモノラルで聞いてたら台無しです。
そういうのを見越してプロのエンジニアでもあえて高級なスピーカーじゃなくて安いスピーカーでモニターしてるって話聞いたことあります。
自分はこうやって色々考えた末音作りに時間割くのは無駄なんじゃないかって思う時期もありました。
でも最初に語ったとおりプレイヤーが良い音で演奏するのは精神衛生上大事だと思うので日々頑張ってる次第です。
ホントに音作りってのは難しい。
さぁガッツリ語ってきましたけどこれ読んでくれたギタリストさん何か参考になるとこはあったでしょうか。
読んでる人いるかどうかよくわかんないけど誰かの手助けになってれば幸いです。
っしゃぁーレコーディング頑張るぜい。