“これでやっと、『聖家族』にしっかり取り組める。
他と一緒に読めるような作品では無い。からね。”
とかなんとか偉そうなこといっちゃったけれど、ついつい…。
村上春樹著『TVピープル』に手を出してしまった。
『聖家族』と一緒に買ってきて、ずっと、うずうずと出番待ちの日々。
つい、バッターボックスに立たせてしまった。
てか、ハーフタイムショウに出してしまったといった感じ。
『聖家族』。
面白いんだけど、頭からはみ出しそうになるんだもん。
たまに違うの読まないと、壊れそう。頭が。
本当は、何冊も並行して本を読むことをあまり好まないのだけれど(本を開いていない時でも、物語の余韻にずっと浸かっていたい為。出来るだけ、混じり気無く)、『聖家族』に関しては、頭に違うものを入れてやらないと、逆に浸かり過ぎて危ない気がするのです。
あくまでも、私の場合。
おそらく、気持ちが入り過ぎ。
話を戻して、村上春樹。
アマノジャックな私は、10代・20代に絶大な人気を得ている彼の作品を、去年まで読んだことが無かったのです。
が。
アジカンの『アフターダーク』がリリースされた頃に、同タイトルの『アフターダーク』を買って読みました。
「何処までゴッチに影響されれば気がすむねん!」
と、エセ関西弁を使ってみましたが、そんなツッコミが聞こえてきそうですよね。
自分でも盲目的なファンにはなりたくないなぁ。という思いはあるのですが…。
ゴッチ、いちいち私のツボなことをするんだもの。つい、音楽以外のことでも、追っかけてしまう。
で、また話を戻して。
私の村上作品第2作目になる『TVピープル』、まだ序盤だけど、面白い。この先の話がどんな風に進んでいくのか、見当がつかない。
あぁ、TV、映らなくていいんだ…。そっか。みたいな。
もう、そっから発想が違うよね。
行く先が楽しみ。
今まで、“仲間由紀恵のセリフ回しって、どうなんでしょう?”と思っていたけれど、山田太一ドラマにはぴったりだな。と、『ありふれた奇跡』を観てて思った。
あの、抑揚のないセリフ回し。あ、良い意味でね。
今日の『ありふれた奇跡』。
私的1番のほくそ笑みポイントは、加瀬亮と陣内孝則が、アパートの部屋で掴み合いするところ。
足元がフローリングのせいでツルツル滑りながら、掴み合い。
あの情けない感じが何とも言えず愛しく、山田作品だなぁ。と唸ってしまう。
良いドラマだな、と思うと、脚本家をチェックします。
ドラマって、脚本家によって癖があって面白い。
まぁ、TVっ子なもんで…。