さっき、授業が終わって
校舎と校舎をつなぐ渡り廊下を歩いてたんですけど
窓際に人がすごくって
外をのぞいてみると、何やら建物の入り口に厳重な警戒態勢が。

すぐ横に車がつけてあったので
何やらコレは大物登場の予感!

窓際にいた野次馬達は、アッチ側へ行って!とセキュリティーに追いやられている。

5分くらい待ち
Here she is!
の隣の女の子が指差すほうへ目をやると
ヒラリー女史が!ブロンドショートヘアでばっちりわかりました。
2階からなので近くはなかったんですがクッキリ見えました。
感じ良さそうな人です。

なんだ、ヒラリーか。という気持ちと
え、でも大統領候補か。すごいな。という気持ち
両方ありましたが、一瞥をしてすぐに退去。

今まで見た著名人の中で
有名度はダントツトップかも。
嬉しさは全然だけど。

でもなんであんな廃墟みたいな建物の中に居たんだろう?
新学期がはじまってまだ一ヶ月と経たないんですが
まだまだ冬休み気分が抜けない。

いいかげん学校にも慣れていかないといけないとこですが
毎日だらだら過ごしていて、いけません。

今音楽の授業をとっていて
World of Musicというクラスなんですが
その教授がトルコ人で、めちゃくちゃなまっててね。
聴き取るのがかなりつらくて大変です。

をの先生はトルコでは結構有名なアーティストだそうで
トルコ版I Tunes(そんなのあんのかな)では
その教授の曲も買えるそうで、まあそんなすごい演奏家らしい。

その先生がいろんなトルコの楽器を見せてくれたんだけど
フエやらギターらしきものやら、なんか色々ある。
そして演奏してくれると、どれもとてもうまい。

素人目でも、この人すごいんだなぁとわかるんですが
ギターの演奏がかなり長くて、3分ぐらい引き始めたら
いきなりその先生が歌いだしたんですよね。

ああ、なんていうのかな、
説明しにくいんですが
そういう時の空気ってめちゃくちゃ面白くないですか・
私だけなのかな、みんな真面目に聴いてたし。

それが面白かっただけなんですけどね。
クラスにおなじツボの友達がいたら
絶対笑い止らなかったと思うんですけどね。

そんなどうでもいい日記でした。

今日はバレンタイン。
バイトでした。一人客も多かったです。
日本は、バレンタインキチガイみたいに
みんな色々やってますよね。
こっちのバレンタインはあくまで静かです。
カップルだけの日ってかんじもしないので
独り身でも全然寂しくないと思います。

では、また~
久々の更新になってしまいました、、

暖冬といわれていたニューヨーク、
もちろん例年に比べると全然暖かいのですが
昨日はマイナス9度、今日は天気がいいけどマイナス3度。

寒いけど、札幌育ちの自分には気持ちいい日です。

最近のイベントといえば、、、
ずっとレポートしたかったのですが

EDANとPrince Paul+ Prince Paul Jrのイベントに
一週間ほど前行ってきました。

先に言わせてもらうと、すごくよかった!
こんなに感動したライブは初めてだったかも、というくらい
器用に機材を使いこなすEDANに見とれていました。

Prince Paul+Jrも最高に盛り上げてくれて
かなり会場が暖まったところで登場したのがEDAN。
相棒のお兄さんと二人で。
この彼もやばくてね、二人のラップの掛け合いがめちゃくちゃかっこよかったです。
名前なんていうんだろう。。。

スキルフルな音楽家ってたくさんいると思うんですけど
「みてみて俺スゴイだろ?」という演奏家は(本当にすばらしいんですが)
心に訴えてくるかというとそうとは限らない。
ジャズのソロなんて見ててもわかるように、
スキルを磨くことに没頭するあまり、どこか情熱が違う所へ向いてしまっているような。
とはいっても、スキルを磨くことはとんでもない努力を要するので
そういう人々ももちろんリスペクトしています。

EDANの場合、
スキルフルなんだけど、好きが高じて自然に身についてしまった器用さ、といったかんじ。
すごく面白いおもちゃみたいな笛で歌いだしたり、
声が変わる機材をずっと子供のようにいじっていたり、
才能は確かにずば抜けているんだけど
「こんなの見つけてさ~やってみたら、すごかったんだよね~」
みたいに語りかけているような、
無邪気さの中に無限の宇宙を感じました。


話してみると長くなるけど
上にも述べたとおり、こんなに感動したライブははじめて。
手抜きなんてめっそうもなく、1時間近く
息切れもなしにずっとラップを披露してくれたEDAN。

いつか昔に、村上龍が
才能とは集中力である」と言っていたのを
EDANを見てひそかに思い出していた一夜でした。

いつか機会があれば、絶対に見てみてください!