●一生稼げる「自分」をつくる。
いいテーマですよね。
2010年に出版された書籍のタイトルです。
版元は大和書房。
残念ながらもう絶版です。
著者は株式会社代々木高校校長の
一色真司さん。
1990年代に「家庭教師の派遣」というビジネスを
資本金3万円から始められ、
いろいろと問題を解決しているうちに
株式会社代々木高校という通信制の高校を
立ち上げられた方です。
高校なのになぜ株式会社?
株式会社なのに株主には上場も配当も議決権も
ありません。
なぜ?誰が出資するの?
それは大勢の「しあわせなお金持ち」たち。
バーテンダー?をやっていらっしゃるということで
お店にちょっと立ち寄ってみました。
参加者は15名ほど。写真忘れちゃいました。
別にネットで注目浴びようという意図もないから。
起業の話、どうして「教育」に携わるようになったのか。
なぜ「株式会社」の学校なのか。
課題、問題をどう解決してきたのか、など。
一言でいえば、「歪み」。
総務・人事端の経験が長いのでよくわかるのですが、
日本の労働基準法は大正時代にできた
「工場法」からそのエッセンスは変わっていません。
つまり「職場環境」は「工場の生産ライン」の
「職工」を基準として運用するのが制度です。
そして学校教育も同じように
「工場の生産ラインで作業するために有能であること」を
求めています。
どういうことかというと
「一定のルールの元」「マニュアルに従って」
「定められた範囲で」「生産性をあげ」
「賃金を貰う」ということです。
●制度が時代についていけない
「個性化・多様化の時代で
学校の制度がおいつかなくなっている」
明治のころから富国強兵、殖産興業、
欧米に追いつけ追い越せと。
産業革命によって欧米が成し遂げた
経済成長を遅ればせながら
取り込もう。
そのためには「画一的で」「規律を遵守できる」
「工場労働者」が多数必要だった訳です。
そして、第二次世界大戦という回り道をして
高度経済成長を成し遂げたのです。
しかし、貿易の自由化により、多量の労働力を
必要とする産業(労働集約的な産業)は
世界中を「旅する」ようになりました。
その顕著な例が繊維産業。
アメリカから日本に来て、中国へ渡り、
ベトナム、インドなどへ。
スマホのアセンブリ(組み立て)も同様です。
逆にその国に残っているのは、、、。
ZARA、H&M、ユニクロ(ファーストリテイリング)、
無印良品、ZOZO TOWN(スタートトゥデイ)、、、。
要するにスマイルカーブの左の端。
「企画会社」です。
つまり、「尖った会社」。
市場や社会が求める人材は「尖った人」でありながら、
制度は「普通の人」を求めているのです。
●憲法に抵触??!
一色校長のお手本は欧米のチャータースクール。
そしてトットちゃんの通っていたあの学校。
トモエ学園。
詳しくは窓際のトットちゃんをご一読ください。
そして実践。
1990年代はまだ「不登校」を社会も学校も
「隠し」すべて「母親」の責任にしていました。
はみ出た子が進学できるように、
学校が「内申書」を書けなければ
「家庭教師」が書く。
欧米流のチャータースクール、
ホームスクールを創ろうとしたら、、、。
最終的に「憲法に抵触する」と。
教育を受ける権利に、、、。
では枠の外、「特区」の活用。
ということでできたのが
この株式会社代々木高校、
通信制の学校です。
続きはまた。