●本日のテーマ
今年の年間テーマ、「習い、極める」。

株価が大幅下落している中で
初心に戻る必要性を強く感じたので
シェアいたします。

皆様のご参考になれば幸いです。


●資産運用:インデックス投信
本ブログでは「金融資産」による運用のはじめは
「インデックス投信」の「ドルコスト平均法」での
「月掛け」を推奨しています。

もちろん自分でも実践しているわけで、
昨年の8月からスタートし、
約半年で3%(年間に引き直すと6%)の利回りでした。

100万円を1年間預けていたら6万円ということですね。


●3か月に1回の定期的な見直し
ただこれは3か月に1回、定期的な見直しが必要です。
利益が伸びすぎていれば「剪定」。

それぞれの生活や人生の目標によって、
どれだけ利益を確定していくかは違ってきますが、
いずれにしても「含み益」は「含み益」のままなので
「現金化」する必要があります。

今回の場合であれば、「米国の利上げ」。

世界で一番たくさん「お金」を撒いているアメリカが、
「利上げ」をすれば、世界中のドルが銀行に戻っていきます。

ただこの戻るスピードはさまざまで、
普通預金を「さっ」とドルに戻す人もいれば
3か月の融資を回収した時点で戻す人もいるでしょうし
もしかしたら1年後の人もいるでしょう。

もちろんその金額もバラバラ。

そういった大きな流れを受けて、
「伸びすぎた枝はどれかな?」と剪定をするのです。

本来は11月か12月にすべきところを「サボって」しまったので
反省しています。


●お金も休ませる
もうひとつは「お金も休ませる」ということです。

「空売り」の練習をしているので、
今回の「下落」ではもちろん利益を上げました。

そして利益を上げた直後、
「欲張りだから、こういう下落2日目で
利益を上げた直後に直ぐにアゲを取りにいこうとするけど
絶対にあかんで~」。

やっちゃいました。

あれだけ強く言われていたのに、
その数分後に「やっちゃいました」。

結局、「行って来い」で利益がなくなりました。

「知識」を「最善」のタイミングでいただいている、
その数分後に「やっちゃいました」。

「知っている」と「できる」の違いです。

「心の仕組み」が「そうだから」「仕方がない」と
思っている間は絶対にお金が増えません。

増えてもそれは「たまたま」「一瞬」のことで
継続的なキャッシュフローにはなりません。

私たちが求めるのは「細くても」
「強い」キャッシュフローの束です。


●「できる」ようにするには
結局、「できる」ようにするためには、
日々の「耐えることのない練習」が必要なのです。

プロのギタリストがコンサートのない日でも
毎日8時間練習するように。

1日でもやらないと「指がうごかなくなる」そうです。

通っている将棋クラブの中学生も
「試験勉強に集中していたら腕が落ちた」と言っています。

本番になれば、たくさんの「迷い」が生じます。
この「迷い」のなかで「強くなる」のです。

 

 


「長考」、「秒読み」、「勝利を確信した瞬間」。
将棋で「悪手」を指すのはこの3つのタイミング。

「長考」のときは「ある程度やむをえない」。
数多くの選択肢があり、その中からたった一つの
「最善」を選ぶのです。

いろいろな「読み」。あーすればこーなる、
そーしたらこうなる。抜けはないか、漏れはないか。

事前準備の外のこともいくらでもあるからです。

「秒読み」の時も「ある程度、しょうがない」。
限られた時間内で全力を尽くして「決断」したのだから。

資産運用でいえば、「秒読み将棋」は「やらない」です。
消耗多く益少なし。

勝利を確信した瞬間。
これは「勝った」と思った瞬間に、
他のことが見えなくなってしまうのです。

そこ1本道じゃん!という感じで。

どんなに検証しても、「他の道が見えないのです」。

でもこれは、自分の心と体のことなので
自分でコントロールできる範囲なのです。


●今回の反省は練習不足
今回の反省は「練習不足」。

定期的な見直しをしっかりとやる。

「下げ」の時には「自信をもって、玉を建てる」。
「利益」をとったら「一旦休む」。
自己管理ができないなら「口座からお金を抜く」。

どちらも習慣づけ。


●本日のまとめ
「知ることと」「できること」の違い
「できるようになる」には練習が必要