【本日のテーマ】
本日のテーマは「襟を正す」。

本多静六の一番見習いたいところは
「努力に勝る才はなし」。

そして「5つのものさし」の原点のひとつです。
皆さんのお考えの参考になれば幸いです。


【努力に勝る才はなし】
本多静六は埼玉の中堅農家の六男。
おばあちゃん子は300安い、ガキ大将。

爺さんは、「学問なんかやるとものぐさになる」。

実際に何度も落第して、
底知れない努力をして、
今の東京大学で、ミュンヘン大学で
首席をとっています。

子供の頃、とんでもなく遊んだこと。
11才で父親が亡くなり、
働きながら「ホントにやりたいことはなにか」
時間を作り出すために

創意工夫を行い、追求し続けたこと。

ちょっとしたことで
自殺しようと、、、
それを思いとどめた力。

周りで見守る大人たちの胆力。

学ぶべきものはたくさんあります。


【東レの件に想う】
東レの子会社でデータ改ざんがありました。
大企業の子会社に勤めて身としては
「そんなもの」ということで驚きません。

「書き込み」から発覚。
ラインを通じて報告しても、メリットがないのでしょうね。
「事実」と「報告」の狭間で苦しめられるのは

いつも「現場」なので、身を守るために

「外の力」を使ったのでしょう。

「神戸製鋼の件がなければ発表するつもりはなかった」

とはいえ、週末や他の大きな事件の陰でこそっと発表するのでなく、

社長のスケジュールを確保し、会見を行うところは

立派なことだと思います。


縁の下で立ち回った人たちが、嫌な思いをしないように

願う限りです。


さて、いろいろと思うところはありますが、

一連の企業の不祥事に共通していることはただ一つ。

「事実よりも保身」。
組織を維持し、責任の所在をうやむやにして
分け前の原資のパイを確保しなければ、
今日のメシ、明日のメシがなくなります。

 

 


【経験談】
「現地現物」を旨とする親会社でしたので
各部門から提出された帳票をもとに
担当交代ということもあり、
「現地現物」で資産の棚卸をしました。

とりあえず、金額ベースで50%以上の資産が
実際にありませんでした。

購入時期や保管場所を見ると、
多分、「廃棄時の除却漏れ」。
倉庫に入れたことにして、実は捨てていたり。

よくまぁ、長年、監査で指摘されなかったものです。
ラインを通じて役員に報告した時のことは省略しますが、
組織が大きくなると、端管理職は「仕事」よりも
「組織」が重くなるんだな、ということを感じた一瞬です。

ほとんどが5年以上経過のワークステーションなので
償却も終わっていて「はず」なのですが
備忘価格1年の「はず」なのですが、
貸借対照表に計上されていたのですね。

幸い?、大きなプロジェクトが頓挫して
何億の無形資産を除却することになったので
相対的に小さな数字になり、
役員会でもお咎めなく済みましたが、
労多くして益なしといった感じです。

ちなみにこの無形固定資産、
当初は1年で費用化していたのですが、
税務監査で指摘を受けて、
複数年で費用化することになったので
「繰延資産」として計上。

実際に何か「もの」や「ノウハウ」があるわけでなく、
「ドカン使っちゃったお金」を
「忘れないように」記帳しておくという類。

業務監査、外部監査というのもの
そうなんだぁ、、、。

僕がファンダメンタルや監査を信用していないのは
こういった実体験からです。


【「5つのものさし」の原点】
本当に大切なことは何か?
何のために、誰のために仕事をするのか。
本質的に大切なことは何なのか?

いろいろと突き詰めていくと、
「周りの人」を変えなければいけないこともあります。

大きな変化を受け入れるための基盤は
「心身の健康」であったり、
「キャッシュフロー(お金)」であったり、
「(自分自身の)わざ」であったり。

大切なことは「キャッシュフローを生み出すわざ」は
永続的に磨いていかなければいけないこと。
それもひとつだけでなくて、いくつも。

そういったことを詰めていって
「5つのものさし」はできています。