【本日のテーマ】
例の飲み会で「本多静六」について
一席ぶちまけたので、復習のために
そして、皆様の何かのお役に立てれば
ということで。
【本多静六って誰?】
「東大教授にして大富豪、
近代日本が生んだ最高の哲人」
本多静六自伝、「体験八十五年」の
帯に書かれた紹介文です。
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新版 本多静六自伝 体験八十五年
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それだけで何冊もの書籍がでているので
一言で伝えきれないのですが、
ト書きから紹介しましょう。
1866年生まれ、1952年85歳で没。
苦学の末、東京山林学校(現東大農学部)入学。
落第してから首席で卒業。ドイツ留学。
1892年帰国後、貧乏のどん底からはじめた
「4分の1天引貯金」と
「1日1頁の原稿執筆」を開始。
研究だけでなく、植林・造園・産業振興を実践。
独自の蓄財方法と生活哲学で莫大な財産を築く。
1927年定年退官とともに全財産を匿名で寄付。
といったところです。
1927年というのは昭和2年、
これから景気が悪くなり、日中戦争へ突入し、
第二次世界大戦へ。
そして戦後の混乱。
【実績】
例えば寄付した財産。現在価値数百億円とも。
自ら所有していた故郷埼玉の森林。
そこから得られる収益は奨学金として活用。
今では地目「山林」といえば
宅地造成でもなければ「価値を生まない土地」と
みなされがちですが、当時は燃料である
薪などを「現金」を生む土地でした。
手入れをきちんとすれば年利8%くらいで回っていました。
蓄財。投資。
目的は「自立した研究のため」。
政界・実業界から脚光を浴びるようなコースではないので、
自らの研究資金は自ら確保。
一方で、2度も自殺を試みた青年時代。
自ら設計した日比谷公園が戦争に巻き込まれていく。
「私の体験によれば、
人生の最大幸福は家庭生活の円満と
職業の道楽化による」
このブログ、「5つのものさし」のお手本です。
