【本日のテーマ】

たまたま機会があったので、
サラリーマンを辞めて、
これからどのような考えで、
どういったことをしていこうか、
整理する必要生じましたので
まとめてみようと思いました。

どうして「5つのものさし」という考えが
生まれたのかというバックグランドでもあります。

皆さまのご参考になれば幸いです。


【労務担当】

総務部門で労務担当をしていました。

綺麗ごとを言えば、
「ご家族から社員の皆様をお預かりし、
職場での健康と安全を保障する」という役割です。

経営の観点からすると「労働生産性の維持」です。

経営者、投資家どちらの立場にしても
「読めない」のが一番困る。

この「読めない」は「突発」の「離業」。
それも「不特定の人」が「長期に渡るもの」。

だから「読めない」を「読める」、
労働生産性、時間を投入して、成果を上げる、
この関数を安定させることが役割です。

この健康・安全、
外科の「怪我」だけでなく、
内科の「メタボ」、
精神科の「メンタル」、
全て含みます。

法律からは「人権」として
経営からは「生産性」として
労災防止や健康診断については
とかく「やかましく」のです

そんなおり、象徴的な事件が起きました。


【電通事件】

1人の新入社員の多残業による自殺、
表面はそれだけですが、本質にはもう一つの
事件が絡んでいます。

それはインターネット広告の不正請求。

この2つは「大きな組織」で「IT」にかかわっていれば
あたりまえに結びつくことなのですが、
「きちんと検証された」という印象はないですね。

電通、2つの事件をつなぐ線 2017/2/20 日本経済新聞 電子版

【電通問題】背景にネット広告業界の闇 過労死と不正請求をつなぐ線



【大企業の新規事業部門】

そうはいっても事業部長はきっと「優秀な人材をくれ」といって人を
手当てしたでしょうし、管理職は管理職なりの「仕事」はしていたと思います。

ただ実態を知っている「ホントに優秀」、「紐のついている」は
絶対に配属しない。

大企業の中で新規事業というのは
リスク・リターンの見合わない危険な戦線なのです。

配属されるのは
「後ろ盾がない」、
「きれいなキャリアで純粋な」。
「若手もしくは新入社員」。

裏を返せば、組織に忠実で
将来を嘱望された有能な幹部候補生は
絶対に配属しないでしょう。

新規事業がキャッシュカウ、
金のなる木になったときに
初めて幹部候補生が落下傘で降りてきます。
組織で上を目指す人が「志願」してきます。

「(母子家庭で)コネがなくて」で、
「東大卒の新入社員」で。
基本的に、新入社員は純粋で「やる気」に満ちています。

そういう観点からみると
彼女はすべてマッチしていたのです

別にこれは「電通が」ではなく、
「大きな組織は」なのです。


僕がいた会社もそうでした。

僕も若かったので
「社運を懸けるプロジェクト」といって中途入社してみたら
「他の部署で居場所がなくなった人」と
「辞令がでたので来たけど、2年のローテーションで我慢」して

入社したと半年で、5割の人が敵前逃亡しました。
そんなものです。

そして見事、プロジェクトは頓挫。
社長が「社運を懸ける」といっても、
実態がついてこなかったんですね。

会社も整理されて再編されました。


「経営」「経営」といっていても、
基本的にサラリーマンを何十年続けていても
「経営者にはなれない」ということです。

組織に忠実になれば、出世・所得は得られるでしょう。
そこで「組織に忠実」という技術は磨けますが
「仕事に誠実」「お客様に誠実」「キャッシュフローに誠実」とは
別物です。

経営者の仕事の大切なことの一つは、
「組織に忠実」であり、「仕事に誠実」であり、
「お客様に誠実」であり、「キャッシュフローに誠実」であるように
調整することです。

バランスを欠いてはいけません。
バランスを欠いている者は「経営者」の
ポジションに据えてはいけません。

これが学んだことです。

 

【ロバートのESBI】
組織に忠実なののは別に悪いことではありません。
確実で、安定して、ただそれが永続しなくなったのです。

これはシャープ、東芝、こういった大企業を見れば
わかりますよね。

大切なのは「ロバートのESBI」です。
今、自分がこのESBIのどこにいるのか、
これから、自分がこのESBIのどこに行きたいのか、
それを知ること、決めることが一番大切です。

そしてこれが腑に落ちて
サラリーマンを辞めるとき、
次のステップに進むときと判断したのです。

何?その「ロバートのESBI」って?

これは次回にお伝えいたします。