【本日のテーマ】
5つのものさし(「時間」、「健康」、「わざ」
「コミュニティ」「お金」)を自分なりの尺度でもって
豊かにしていくことが大切だといういうことをお伝えしたいのです。
どうしても考えておきたいのが、「お金」と「組織」。
中央銀行のトップ人事。アメリカでも日本でも話題になっていますね。
企業の不祥事が相次いでいますが、
その「本質」が「組織」と「文化」に根差していること、
そして現代の「お金」も「組織」が管理コントロールしていると
いうことです。
皆さんのお考えの参考になれば幸いです。
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【著者について】
藤野氏は「しあわせなお金持ち」の一人です。
大企業から独立し、ご自身で会社を立上げ、
「ひふみ投信」という日本で最も優れたアクティブ型の投資信託を
運用しています。
その理念は和平さん(亡くなられた竹田和平氏)や
バフェット氏(ウォーレン・バフェット氏)と同様に
「事業内容を精査して」「価値を発見し」「お金を投入する」という
スタイルです。
バリュー投資という分野なので時間がかかりますが、
「かっこいい」スタイルです。
【「お金」について】
「お金」は「道具」です。
今思うと僕の周りにはRichDad(金持ち父さん)は結構いました。
「お金をたくさんもっている」のではなくて
「お金と正しくつきあうことができる」ということです。
例えば「お金は稼ぐより使うほうが難しい」。
これは持っていない人からすると「何言ってるんだ」ということでしょうが
それは関係ないのです。
財布の中の1000円札でも「1つ1つの出費」について
考える。
「出費」同時に「流れ」を考える。
誰の手にわたって、どう使われるか。
著者も同じようにレシートの見直しを進めています。
1週間でよいので「集める」「貼る」をしてみると
いかに「衝動買い」が多いのかがわかるということで。
お金は「感情」でもあり、「エネルギー」でもあるのです。
小さな「お金」の使い方が、大きな「お金」の使い方になります。
これはまた別の機会に触れたいと思います。
【「文化」について】
Richi Dad のロバート・キヨサキ氏はハワイでの先輩たちに
こう触れていました。
「東アジアからの移民の第一世代はプランテーションで働く。
要は肉体労働。そして日本人と中国人は、第二世代が肉体労働で
消耗しないように教育をつける。そして日本人は「公務員に」、
中国人は「不動産屋に」なった。」
ご存じのように、ロバートの実のお父さんは「華やかな学歴」と
「州の教育官僚のトップ」を務めましたが、
「あまり幸せではなかった」のです。
藤野氏は著作の中で日本のヒーローについて触れています。
「ウルトラマン」「危ないで刑事」「遠山の金さん」、、、著作の中で
いろいろと上げていますが「正義のために戦うのは
みな公(公務員)」なのです。
黄門様のご印籠なんてその際たるものですね。
対比として上げられているのが、「スーパーマン(新聞記者)」
「サンダーバード(大金持ち)」「バッドマン(事業家)」と
皆、民間人です。
ちょっと考えてみましょう。
【「組織」について】
組織は「人」の集まりです。
「会社」であれば、「人(時間と知恵と汗)」と「道具と材料」を集めて、
「誰かのために」「気持ち」と「お金」を回していくのです。
これは官民ともに変わりません。法人形態が「株式会社」であろうと
「一般社団法人」であろうと、「NPO」であろうと
変わりません。
ただ、組織が大きくなって、「成果の分配」のルールが硬直化してくると
「原点主義」になっていきます。わかりやすく言えば、
「出世してナンボでしょ」という世界なので、
「失敗できない」ということです。
そして「失敗した人たち」がどのような処遇を受けているかです。
この辺りも藤野氏は著作のなかで、大企業へのインタビュー経験や
パートナーの方の経験をもとに述べられています。
そして決定的なことは「(組織が)失敗を受け入れられない」ということです。
【「お金」と「組織」】
新規事業は「失敗」の連続です。成功するのは1000に3つ。
大きな組織に所属するメリットは失敗に対する許容範囲が広いことです。
ちいさな失敗を繰り返すことで、「しなくていい失敗をしないようになり」、
より大きなチャレンジができるようになるのです。
では中央銀行はどうなのでしょうか。
「金融政策」もやはり「ちいさな失敗」「しなくてよい失敗」の
繰り返しだと思います。
ただ、その影響力は大きく、その意図は「超長期にわたり」「深謀で」
我々アウトサイダーには計り知れないのです。
20世紀後半から「お金」の性格が大きく変貌しています。
「金」という現物から、「紙」という現物に代わり、
「データー」というコンピューター上のただの数字に代わりました。
そしてその裏付けは、いまや「税」と「国債」です。
「金利がゼロ」「金利がマイナス」ということの意味を
目をつむって考えてみましょう。
「2%の経済成長」という目標がなぜ何年も達成できないのに
組織のトップが代わらないのでしょう。
お金の流れに、ちょっと竿をさして、懐に入るようにすれば
億万長者になれます。特に金融証券市場に限らず
主婦の方で、自宅でちょっとしたビジネスをおこなうことで
上場企業の「それなり」のサラリーマンよりも
安定的な所得を得ている方は大勢います。
それは「パン屋」だったり、「エステ」だったり、
「転売」だったり、既存の商店街がショッピングモールに
吸収される一方、インターネット(LINEやメルマガ)を使った
「集客」や「販売」ができるのでスモールビジネスの在り方が
変ってきたのです。
「誰でも」「短期間に」「億万長者に」なれる一方、
「貧富の格差」は「極端に拡大」しています。
「好きなこと」「好きなだけ」やることで、
ビジネスが成り立つ一方、
大企業の「存在理由」が「徐々に棄損」しているのですね。
【5つのものさし】
だからこそ、5つのものさし(「時間」、「健康」、「わざ」
「コミュニティ」「お金」)を自分なりの尺度でもって
豊かにしていくことが大切だといういうことをお伝えしたいのです。
「誰のための人生」「今日という日を誰のために生きているの?」
