全ての暗号通貨は今日現在、投機かギャンブルかのどちらかで
投資対象ではありません。投資対象かなぁ?って研究する対象ではありますが。

投資とは「情報を精査し」「お金」や「材料や設備」や「労働力」を投入し、
社会に対して「付加価値を提供し」、対価としてお金を求める行為です。

会社であれば「経営計画」「年度計画」といった「出口」を定義し、
PDCAをしっかり回して、上場していれば「約束事」に基づいて公開します。

ローン(債券)、エクイティ(株式)でも同じこと。

暗号通貨はどうですか?

ICOにしても「一応」ホワイトペーパーがありますが、
それに対して、「誰が」「どんな責任を」「どこまで」負っているのか
よくわかりません。

十数年前にIT業界に転じましたが、このコミュニティがなんとなく決めて
なんとなくプロジェクトが進むというのは最後までなじめませんでした。
日本人のくせにって突っ込まれそうなんですけど。

暗号通貨の場合、今の時点ではICOなら「ギャンブル」、上場されていれば「投機」
なんですね。ICOのインサイダーならまだしも。ただ同じ投機であれば、
FXやうねりとりの方が、大きく儲けた、納税をするとなると
ずっと手間がかかりません。

ただ「フィアット(法定通貨)」があまりにも多くの問題を抱えています。
その中でも一番大きいのは「信用」。約200年の歴史の中央銀行制度が
この50年くらいで大きく変わろうとしているのです。

1972年のニクソンショックでドルと金のリンクが切れた、
為替レートも自由化された、
「お金」が「デジタルデータ」になったことで
通貨供給量が「本当に」無制限になった、
その上、「本当に」無制限に供給してしまった。

日本だけでなく世界中、どこの中央銀行も、「こんなに」というくらい
フィアットが供給されています。

もしかしたら大きく変わるかもしれない「社会実験」なのです。
マイクロコンピュータに表計算というキラーアプリができたと同じように
暗号通貨に通貨的側面に加えて「何か」ができたら間違いなく世の中を変えるでしょう。
そのあたりに「お金」「設備」「工数」を投入しているのであれば「投資」でしょうね。