一軒の家が完成するまでには、さまざまな職種の職人さんが現場に入ります。
複数の職人さんが同時に重なって現場に入ることもあります。
特に、大工さんが作業しているときに、水道設備業者さんが入ったり、電気工事業者さんが入ったりすることは、家づくりでは普通の光景です。
それぞれの職人さんが自分の都合だけで仕事を進めれば、現場全体もうまく進みません。
職人さん同士の譲り合いも多少は必要となります。
「羽生さん、そんなことは当たり前ではないですか。現場では当然のルールでしょ。」
といわれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、当たり前ではないことも多く存在しています。
コストや工期ばかりを優先して、とにかく必要な頭数の職人を集めてきただけの住宅会社では、譲り合いは難しいです。
建築現場から職人同士がケンカをしている声がもれてくるような状況の住宅会社もあります。
そういった現場がどういったレベルの仕上がりになるのかは、想像ができてしまいます。
いい住宅会社の建築現場は、たいてい独特の雰囲気をもっていると思います。
それぞれの職人が、自分だけでなく、同じ現場で働くほかの職人に対しても、最高の仕事ができるように配慮し合っている建築現場。
そういった現場では、職人同士が一緒に休憩時にお茶を飲み、他愛もない話をしながら、笑い声が絶えません。
そんな現場は、もちろん家としての出来上がりも素晴らしいです。
職人同士のチームワークは、家づくりに欠かせない。私は思います。
写真は、春江町のK様邸です。
住宅ローンを借りるとき、火災保険に加入することが条件になります。
銀行などの金融機関にとって、住宅ローンを貸している家が火災などでなくなってしまっては、返済してもらえなくなって困ってしまいます。
だから、火災保険に入ることが一つの条件となります。
また、住宅ローンの返済期間以上の保険期間を設定しなければなりません。
例えば住宅ローンを30年返済するように設定するのであれば、火災保険の期間も30年以上に設定しなければならない、ということです。(保険機関は1年から最長36年です)
つまり、家づくりの資金計画をするときには、家を建てるときに必要な費用として、必ず火災保険も予算に入れておく必要があります。
住宅資金の話になると、どうしても住宅ローンのことばかりになりがちですが、火災保険についても考えるべきです。


