「カザフスタン共和国政府と調印しました」


カザフスタン共和国の森林火災対策を最重要ミッションとして、駐日カザフスタン共和国大使館の協力のもと、カザフスタンの森林火災対策を行うことを目的とした包括的合意を締結しました。


私たちは、イノベーションによって、世界中の森林火災を食い止め、地球温暖化とCO2排出削減という世界共通の課題に貢献したいと考えています。


地球規模では、2002年から2021年にかけてのわずか20年程度で、地球の森林の6,840万ヘクタール、地球全体の約6.7%の森林資源が失われました。

これが地球全体の気候変動の大きな原因になっています。


カザフスタンでは今年、大規模な森林火災が発生しました。

この火災を消火するために、非常事態省を中心に1000人以上が消火活動にあたりましたが、この火災により6万ヘクタールの森林が焼失し、14人の尊い命が失われ、この責任によりイリイン非常事態相が更迭される事態にまで発展しました。


2022年11月にエジプトで開催されたCOP27では、公式議題として初めて「気候変動による損失と損害の補償」が盛り込まれ、気候変動に関連する災害に脆弱な国々を支援するための基金を設立する歴史的な合意に達しました。

森林火災は、国際社会が協力して取り組まなければならない地球規模の問題に発展しています。


カザフスタン共和国と弊社は、2012年に「火災予防および火災消火分野に関する新技術の開発と導入を行うために相互協力を行う」ための調印を行いました。

その後、カザフスタン国内で大規模な消火性能試験を実施し、弊社の消火剤の性能と同国内で使用することが正式に承認されました。


株式会社ファイテックは、日本の森林火災を守る陸上自衛隊での実績と、そこで得た技術、そして森林火災を防ぐための高い経験を持っています。


カザフスタンと日本の経済産業省との国際協力のもと、カザフスタンに火災対策の技術移転を行うことで、カザフスタン共和国を森林火災から守り、CO2の排出削減に貢献します。

これが、私どもがカザフスタン共和国に貢献する意義目的、そして目標です。


弊社は、これまで世界48カ国に進出した実績を持っています。


また、日本国内では、大規模森林火災を守る陸上自衛隊で採用されており、全国の駐屯地に消火剤を納入して日本の森林火災に貢献しています。


この森林火災の対策のために開発した消火剤が「フォレスト・ディフェンダー」です。

フォレスト・ディフェンダーは、1%〜3%の消火剤で水を約5.7倍の消火能力に強化し、シベリアなど寒冷地で問題になっている泥炭地の火災に強く、そして肥料のような成分で環境に優しい、世界でも他に類のないタイプの消火剤です。


森林火災用消火剤フォレストディフェンダーは、大規模な森林火災が発生した場合の消火剤として、ヘリコプターからの空中消火用消火剤として使用されており、ヘリコプターから効果的な空中消火を実現させています。


フォレストディフェンダーは、陸上自衛隊のヘリコプターを使用した試験では、強風、乾燥の過酷な状況でも、水と比較して明らかに火災を止める「防火帯をつくる能力」が極めて高いことが証明されました。


FEIは、ボタンを一押しするだけで、設定した量の消火剤を、ヘリコプターの中から簡単に入れることができる消火剤注入装置です。


FEIは、世界中のあらゆるヘリコプターに使用できるように設計され、日本の防衛省の「電磁干渉試験」に合格した日本で唯一の装置です。


1000Lの消火剤でも注入でき、連続した空中消火を実現できる装置は、世界でも他に類がありません。

これにより、ヘリコプターから簡単に素早く効果的に消火剤を入れて、空中消火することが実現しました。


我々のフォレストディフェンダーとFEIは、カザフスタン共和国でも採用されている空中消火バケツ「SEI社のバンビバケット」と併用して使用することができます。


これらの最新技術により、これまで世界で消火できなかった大規模な森林火災から地球を守り、カザフスタン共和国の森林資源を守るために貢献していきます。


株式会社ファイテックは消費者庁が公開している表示対策ガイドラインに則り、景品表示法を遵守しています。


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