毎日エコバッグ持ってコンビニ行きますか?

世耕さんは、そういうことを軽々しくも宣言したということです。

子供達や中学生、高校生などお小遣いをあまり持っていない子たちへの負担を考えているのか。

https://newspicks.com/news/3977002?ref=index&block=top

有料にしてもレジ袋を無くす訳ではないので、
スーパーやコンビニの
無料サービスを商品に変えただけのことである。

毎日、エコバッグ持ってコンビニに行く人はいないでしょうから...コンビニは困るでしょうね...。

そもそも論として、
石油そのものが動物の死骸の腐敗物であり、
またレジ袋の原料はポリエチレンで、
エコバッグなどのポリエステルなどに比べ大量に生産できるため、
レジ袋は石油を無駄なく使っている「有効利用材料」である。

レジ袋をもう一度何かの袋に使ったりすることこそリサイクルで、
皆さんもレジ袋を保管して、
ちょっとした物を運ぶために利用しているのでは無いでしょうか。
それもレジ袋を普通の袋としてリサイクルしていると言える。

レジ袋は災害時に使える最も有効な材料である。
災害時にレジ袋はヒモの代わりになり、

止血する包帯の代わりにもなり、

靴に被せれば防水シューズにも変わり、

災害用トイレの代わりにもなり、

水を運ぶこともできる。
災害用品は、

すぐそばに無ければ意味がないため、

私たちの生活の中にあるレジ袋をを有効活用することは

最も実践的な「防災対策」である。

さらに言えば、

ゴミを捨てる時もレジ袋がゴミ袋としてリサイクルされている。
加工しなければリサイクルでは無いと考えることがおかしい。
そのまま再利用できることこそ「最高のリサイクル」である。
そういう意味ではレジ袋は、ポリエステル製の「エコバッグよりもエコ」である。

環境汚染については、日本の焼却炉では、
1,300℃で焼却処分するため、
800℃で消滅するダイオキシンも発生しない
(海外で焼却炉の温度が低い場合や、焼却しない場合は別問題)

生ゴミなどは燃えないので石油を大量にかけ続けて燃やしているのだから、

レジ袋が混ざればカロリーは上がり、

「燃料としてリサイクルされている」ことになる。

ポリエチレン製品は他にも家中にあるのに、

こういうことをわざわざG20でアピールすることは、

科学を知らない人が何となく環境に配慮している風なことをアピールするための

「都合の良い道具」でしかない。

 

「きちんと焼却処分されている」日本のレジ袋を有料化しても、

「ゴミを海に捨てる」ことで起きている海洋プラスチック問題は解決できない。

 

問題そのものが異なるからだ。

 

株式会社ファイテック

代表取締役

林 富徳

https://www.fitech911.com