放談 第11回 親御さんの悩みは切実です! 教育改革に対する願い |   fitのひろば

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中高生の母親に聞いた、子どもの進学に関する悩みとは?
トレンド総研は6月25日~26日、中学生・高校生の子供を持つ母親500人を対象に学費についての調査を..........≪続きを読む≫
こんにちは、川江です。


上記リンク先の記事では、

「子供の進学について不安に思っていることについて聞くと、学費面の悩みとして『希望の進路が金銭面で可能かどうか』『学費が高いので、お金のことは気にせず大学を選ばせてあげられないところ』『私立学校に進むことで経済的な負担が大きい事』といった意見が目立った。」

「また、66%が『子供が学費の高い大学に行きたいと言った際、多少実力よりも求められる学力が高くても、学費が低い大学に行ってほしい』と回答した。」

というような保護者の方の声が紹介されています。大人が自らの経済力の影響を受けるのは当然としても、お子さんまでその影響をダイレクトに受けるのはいかがなものでしょうか? 

もちろん、考え方としては、「与えられた環境で最大限頑張る」ということも覚えないといけないことはいけないのですが、それだけというのも、紋切り型すぎるかなと一方では思うのです。

日本は資本主義、自由主義経済の国なので、大人はそのルールでよい、前述しましたように、
大人が自らの経済力の影響を受けるのは当然としても、子供は、本人が持っている学力や能力の影響を受けるしくみ、すなわち、国や地方自治体、地域の企業の経営者有志や篤志家集団、または大学自身が評価してあげて、本人の持っている能力次第で進学の可否を決めてあげられるような仕組みになるとよいのではないかと考えるのです。

子供に関しては、親の経済力に応じてということではなく、本人の能力に応じてというような仕組みができればと思います。

それぞれの持っている能力を最大限に生かしてあげることが、結局は、社会に還元されることになると思うのです。そうやって、良き勤労者になり良き納税者なり、さらに、自分たちの子供の教育にも熱心になれる良き親にもなれると思うのです。

ここは、政治家、企業家、大学関係者、篤志家の皆さんに期待したいところです。日本は、資源に乏しく、あるのは人材だけというのは、昔からわかっていることです。人材を育てることは、親御さんだけでなく、社会全体に責任があると思います。なぜなら、優秀な人材を輩出し続けることだけが、日本という国が生きていける道だと信じるからです。


現在の文科相の下村さんは、とても苦労された方です。
http://www.hakubun.biz/history/

安倍さんと一緒に、子供たちと日本の将来のために、教育改革、頑張っていただきたいと思います。