NHKでやっていた、堀越二郎さんの特集を見た。
結果的に、ゼロ戦は兵器になってしまったけれど
それは、使い方を誤ったから。
ダイナマイトもそうだね。
もしかしたら、IPS細胞だって、その危険性を孕んでいるよね。
そうでないことを祈っているけど。
素晴らしい技術は、使う人によりいかようにでもなる。
当時の状況を、その時代を精一杯生きた人に
現代の価値観でものを言うのは筋違いな気がする。
ものごとの結果だけで、いい悪いを判断するのはいかがなものだろうと思う。
結果に対する評価は、後付けだ。
立場によって、よくも悪くもなる。
もし、戦争に勝った日本だったとしたら、
ゼロ戦を兵器だと、悪だという人はどのくらいいるだろう?
きっと予想もつかないよね。
そして、そんな日本だったとしたら、
今の時代の素晴らしい価値観は生まれただろうか?
答えはわからないけど、
そんなふうに物事を見てみると、簡単にいい・悪いと言えないなと思ってしまう。
その想いを汲み取って、
大切に使う。
それが技術に対するリスペクトの形。
簡単に、安易な気持ちで物事を判断しないで、
リスペクトしたくなるところ探し、をやってみよう。