富士に関するこんな言葉があります
一度も登らぬ馬鹿
二度登るはもっと馬鹿
何で二度目は馬鹿なんでしょう?
二度も登る価値はないって事?
それともあんな苦しい思いをしたのを
忘れてしまったのかって事?
う~ん、わからない。。。
じゃあ登るか!?
前々日の日帰り長距離出張の寝不足を
解消出来ぬまま1時30分に起床
蒸し暑さを取り戻した
寝苦しい寝床から抜け出し2時に出発
行ってしまえー!!
東京の気温は27度

現地は14度
かなり寒い、ブルブル..
駐車場が混雑していて車を止められたのは
5合目から3kmも下の方

ヤバイ、こんな遠くから歩いて
体力は持つのか

高度順応もままならないまま
上着を着込み4時にそそくさと出発
満天の星空を見ながらテクテク。。。
(流れ星も見れました)
30分かけて5合目へ到着

ここで入山料(任意)の1000円を支払い


予定より1時間も遅い4時30分に5合目を
出発すると早くも一番好きな時間(紫色)の訪れ

不思議な3段雲も目の前に。

6合目通過

やがてご来光の時間





朝日を浴び山肌がみるみる赤く染まる

本当に素晴らしい

ご来光には何か不思議なパワーがあります
よ~し、頑張るぞー!!

そんな気合いも7合目には早くも尽きて
息がはぁはぁ。。足はガクガク

こんなにきつかったっけ?

一番傾斜のキツイ場所は
ツアーの人達で大渋滞

足の全く上がらない人
息が切れて動けない人がたくさん
いくら私達初心者が登れる山と言えども
最低限の体力的な準備はして来ようよ!!
(心の声)
前が詰まるので
待ち時間は景色を振り返りながら
ゆっくりと前進

8合目

空気がだいぶ薄くなってきた気がする

心臓のドキドキが大きくなってきたので
出来るだけ口を小さく開いて呼吸

高山病にびびりながらゆっくり前進
周りの登山客の口数もすっかり減り
呼吸音しか聞こえない
はぁはぁ。。。(キツイよ~)

早くも下山する人達
驚くことにみなさん意外と元気そう
すごいなー

振り返えれば相変わらずの絶景

良い日に来ました


9合目になるといよいよ地面の土が赤くなり
頂上が近いことを教えてくれます

一個目の鳥居

あと少し?

いやいや、ここからが遠い

足が動かない。。
一歩一歩少しずつ前進

最後の苦しさは去年経験済なので
何とか心が折れずに2個目の鳥居に到着

ここを過ぎると頂上はもう目の前

8時30分、到着~♪
バンザーイ!!!

河口湖が遥か下に見えます

山中湖も。

去年より疲れました

帰りの体力を考えると不安はつのりますが
今回の目的はまだまだこれから。
ここ頂上の標高は3710m
本当の頂上ではありません
その本当の頂上を目指すべく剣ヶ峰(3776m)へ
向けてお鉢巡り(噴火口一周)をスタート


目的地の天体観測所(遠い


残雪

到着~

今、日本で一番高いところにいる


自己満足♪


お鉢巡りも残り半分

駿河湾方面

ここで5cm位の茶色のカワイイねずみを発見

こんな高度でも生物がいるんですね~
岩陰から出たり入ったりと
意外と人に馴れてそう
とても癒されました
そんな事もあり何とか
約1時間30分をかけて目的完了
ものすご~く疲れました

少し休憩
頂上で買う飲み物は500円
トイレは300円也~

あまりゆっくり休むと身体が冷えて
寒くなってしまうので、すぐに出発
10時、下山開始

正直もう疲れ果てて足が動きませんが
歩かないことには帰れないので。。
ファイト!!


所々で雲が覆い被さり視界30mほど。。

足が痛いっ!!

やっぱり下りが一番つらいね

改めてストックの恩恵に感謝しながら
ひたすらジグザグの深い砂利道を進みます
足は土ボコりだらけ。。
小石も靴に入ってきて、不快さで度々
足が止まります(カバー忘れた


やっと地獄のジグザグ道が終わりホッ

六号目通過

最後は早歩きで13時に5合目へ帰着~

終わったーと思ったら。。
車がないっ!!
そうだったんだ、
あと3キロも歩かなくては。。。
テクテク。。。

ひたすらテクテク。。。(もう嫌っ)

1時30分、無事に到着~


感想
ハイペースのせいもあり
去年よりもきつかった気がします
いや、去年もきつかった?
去年の方がもっときつかった ?
思い出せない。。。

きっと来年には今年のツラさも
忘れてしまっているのでしょう
懲りないね。。



馬鹿??
なるほど!
そう言う事かっ
わかった気がする。。。
でも気にしない
私には体力測定みたいなものなので
来年もきっと登ろう

何歳まで登れるかな?
おまけ
5合目でコーラ(200円)を買って飲んだら
アワがすごくて。。。
気圧の低いところで炭酸はダメみたいです
今度は山頂で飲んでみようっと。
バス釣りへ続く。。。