わたしはあまり率先して人に会おうとする人間ではないのだが、少し前にあまりよく知らない人に誘われて一緒にお茶を飲ませてもらった。
わたしが定期的に会う、クラスメイト以外の友達は一人しかおらず、その友人以外に会う場合は緊張してしまうのでその時も実は少し不安だったのだが、そろそろ新しい人に会ってみようかと考えていた時期だったのと、せっかくお誘いいただいたというのと、その人がどういう人なのかというのに少し興味があったので自分の背中を押し、会ってみた。
結果、想像以上にためになる話が聞け、アドバイスもいただき、なによりその方の前向きに努力する姿勢と人間の丸さになんだか安心感を持った。
その後、面倒くさがることなく、恐れることなくもう少し新しい人や知ってはいるが今まで殆ど会わなかった人と会う機会を作ってみようではないかと決心した。
人との出会いというのは浜辺で素手で砂をさらうようなものだなと感じる。
もしかしたら、割れたガラスが混じっていて怪我してしまうかもしれない。
もしかしたら、きれいな貝殻が出てくるかもしれない。
もしかしたら、そこには砂しかなくて結局何も得るものは無いかもしれない。
それでも、砂をさらうという行動を起こさない限り、何かが見つかる可能性は無い。何も起こらない。
何もしなければ悪い出会いも良い出会いも無い。
それはそれで安全なのだが、前向きな気分が続く間は冒険(わたしにとっては)してみようと思う。