ポールマッカートニー写真展 | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

お盆休みに都内で会合が有ったのに合わせて行って来ました。

 

 

 

説明は不要でしょう。少し前にアンディ・サマーズの写真展も楽しんで来ましたが、こちらは規模的にもさらに惹きつけられました。

 

 

 

 

ただあえて私の視点で観るならこんな所に惹きつけられました。これらの写真を撮るのに使われたカメラ。何とアサヒペンタックスのSV。そしてレンズは標準の50mmF2.0です。いわゆる廉価版のモデルです(とは言っても当時はカメラは貴重品だったはずですが)。

 

 

この時代なので当たり前にフィルムカメラで操作も全てマニュアル、つまり絞りからシャッタースピードからピント合わせまで手動です。レンズ交換機構は高いスクリューマウント、つまりレンズ交換はネジ式でそんなに素早い交換は出来ない。そして標準で露出計は付属されず(経験と感のみが露出を決める?)、さらには50mmの標準レンズもF2という暗めですがその分軽い組み合わせを選んでいます。

 

画像はほとんどがその標準レンズで撮った様です。つまり基本に忠実なモデルとその軽さを活かして、むしろ被写体との接点を重視したかの様です。さすがですね。あらためて写真の出来はカメラやレンズなどのハードウェアでは決まらないんだなと実感。

 

9/24まで開催中ですので、皆さんもぜひぜひ。