マツダという真面目な自動車会社…花粉フィルターに対しても真面目になって | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

最近たまたま見付けたこんな自動車関連の記事サイトが有ります。

 

 

これたまらなくそそられます。マツダ系のチューニングをする会社のサイトなので当然そのチューニングパーツを売るための情報を載せているはずなのですが、内容の正直さと真面目さがいかにもマツダです。

 

私はマツダ車を所有した事は無いのですが、ロードスターに関しては何度か買おうかと思った事が有ります。なぜそれに至らなかったのかは脚注に書きますが、これは会社としてまずい内容だと思いますよ。

 

それはそうと今回の主題は、上記引用のサイト。マツダで長らく足回り設計技術者として活躍された貴島さんが、初期型RX-7からの流れでこのクルマの足回りをどう調教したかの説明です。

 

技術者が書いた内容なのでもしかして難し過ぎると感じる方もいるかもしれませんが、いやクルマに興味有るならぜひ読解して欲しい。そしてこういう技術者のおかげでマツダをはじめとする日本メーカーは、世界でここまで上がって来たのです。

 

それにしても私が中学生の頃からですよ、当時TVKで放送されていた「新車情報」という番組、あの三本和彦さんが毒舌と共にクルマの真にせまる番組の中で、マツダの技術者はいつも本当に真面目でした。その結果が80年代の3代目(FFとしては1代目)ファミリアの成功であり、RX-7が世界で認められる基礎となったのです。そしてロードスターはその流れを受け継いでここまで来ているのです。

 

今マツダというメーカーはもしかすると経営的に難しい方向に行ってしまう恐れが有るのですが、こういう真面目さで乗り切って欲しいと思います。もっともその真面目さが経営にはマイナスに働く事が多いのもこの世の常ですが。

 

 

【脚注】

マツダ・ロードスターの購入に至らなかった理由、これまでに何回か有ったにも係わらず至らなかった理由は、花粉フィルターを取り付けられないからです。

みんからなどのサイトを見ると中には自作で他社(車)の流用品を無理やり取り付けるケースさえ有りますが、純正で付けられないのは問題です。

マツダに言わせると、ロードスターはオープンモデルなので必要無いとの事。確かにオープンカーだったらなるべく幌を開けて走るべきです。でもそうでない事も多いのですよ。おかしいです。

さらにおかしいのは、マツダは一時期今では国産メーカーでも常識になった「フルライン花粉フィルター付き」を謳っていた事です。広告に偽り有りです。

ぜひ早急に是正してもらいたいです。