ソレノイドバルブ交換・・・BMWの先進技術はちょっと疑問が? | Do More with Less

Do More with Less

好きな事=主張したい事を唯我独尊のスタンスで書いてます
クルマ、バイク、モーターレース、音楽、映画、本、社会に対して言いたい事、twitterでつぶやいた事のまとめ(キュレーション)など
メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

少し前に水回りの再修理をした際に、まだ完全に直りきらなかったと書いた件で。今回ようやく解消したので書いておこう。

このところようやく普通の冬の寒さになったせいか、冷間時のアイドリング回転不安定の症状が再現したのだ。それで今回はヘッドカバーを開けて診てもらった。

原因は当初考えられていたバルブタイミングのずれではなく、インテーク側のソレノイド・バルブの不具合だった。

そうこのエンジン、当時まだBMW独自の最新技術に近かったバルブトロニックである。吸入時のポンピングロスを低減するために基本的にスロットルバルブが省略されているのだが、実現のためにはそれなりの付加デバイスが必要で、今回壊れてしまったのはその手のデバイス。

BMWはこの手の技術に早期に飛びつくので、長年使用した際にその手のデバイスが故障しやすい傾向があるのは良く知られたところで、そのせいもあってかその手の技術がより多く採用される7シリーズなどは、高級車でありながら値落ちが大きい事で有名である。逆に言うと古いBMWの高級バージョンは、機械的に良い個体を見つけられれば(それなりのスキルが要求されるが)安く楽しめるとも言える。

まあそれはそうとして、10万kmを前にしてクルマとして基本的な部分がリフレッシュされた感じだしより愛着がわいた。まだまだ乗り続けるだろう。10万kmなんてマイルで表したら6万に過ぎないし。

以上2015/12/11 99581kmでの出来事。

{9504597F-BAF7-47B2-AD98-5A9E7AE7DA74:01}


ペタしてね