お酒は楽しく、グローバル化を目指して(^^)? | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

最近日経の記事を批判してしまう事が多いが、逆にいうと日本のメディアで相手にしてもいいと思っている数少ないサイトだからだ。それで今日はこの記事にちょっと反論、というかうまく行けばここから話を発展させたいのだが。

 グローバルな人材は社内の飲み会にも積極的に出かける、ってホント?

このところツィッター上ではなぜか労働問題をつぶやいてしまう事が多い。この理由については既に書いたが、この日経の記事はその観点から突っ込みどころ満載だ。

まずオレのスタンスから。知られている様にオレは酒飲みである。この記事も飲みながら書いている。しかしだ、実は職場での飲み会はそんなに好きではない。だからこそ気を遣うのはまず下戸の人に対する配慮。

そりゃ酒が趣味の人が家で飲もうと、気の合う会社の同僚と飲もうと大きなお世話だよ。でもそういう親睦会とかの時に飲めない人に無理に飲ませるとか、付き合わせるのは良くない。いわゆるアルコール・ハラスメントはやってはいけない。

その前提の元で、じゃあこの手の飲み会に対して、別に強制しなければ問題ないと思うよ。でも仮に強制しないにしても、その場でしか出来ない情報交換するとか、その場の仲間だけで仕事のネットワークをつくるなんて事してもいいの?

そもそもそういう手段でしかコミュニケーションが取れない会社組織って何なんだ? 会社の就業時間内で十分コミュニケーションを取る時間も、場所も、機会も与えられているはずだ。それが出来ないのならそれは飲み会をやらないとか、参加者が少ないとかの問題じゃない。組織自体が機能不全だという事だ。

それでもどうしても飲み会によるコミュニケーションが無ければ仕事ができないというのなら答は簡単、業務の一環としてやればいい。当然就業時間内にやる、費用は会社持ち。かかった費用は会社の収益として十分元が取れるだろう。

それでもってこの記事の本題に戻ると、この記者さんはこの手の日本的飲み会がグローバル化につながると本気で考えているっぽい。だったらなおさらの事、この記事を英語化して発信したらどうだろうか。

そこで(もちろん英語で)議論すれば、この手の日本的習慣が本当に通じるのか、あるいは今後日本がまた復活するために使える手段なのか、模索できると思う。

という訳でこの記事は公開後、ツィッターでも告知した上、英語での議論を呼びかけてみようと思う。無視されるのがオチかも知れないけど。

いずれにせよ、お酒は楽しく飲もうという事だけは強調しておこう。最近オフ会の誘いが多いのだが、その内の一つは、都内で夜景を見ながらビールを飲む予定。今から楽しみである。