おさかなの窓口

vol14.過労による影響


働きすぎによる影響で従業員の健康を害する。


実は因果関係は科学的に立証されてはいないのです。


ですが、過重労働やストレスにより健康障害を起こすメカニズムで、次の想定がある。


生態的な反応

1、ストレスにより、アドレナリンやノルアドレナリンが過剰に発生する。

要は緊張状態が長く続く状態になり、緊張とリラックスの切り替えで悪くなる。


2、血圧上昇、血糖値が上昇し代謝のバランスが崩れる。


生活習慣への影響

1、ストレスが溜まると気分が不安定になり、喫煙や飲酒の量が増えたり、食事の量が増えたりもする。過重労働で帰宅時間が遅くなると休息の時間が減り、運動不足になりやすくなる。


2、このような乱れた生活習慣は高血圧や糖尿病を悪化させ、動脈硬化を進行させて、結果的に過労死の危険性を高める



自己管理において、やったほうがいいとされる工夫。

・残業時間を決めて、それを守る

1週間に最低1日は休日を設けること

・業務の進捗状況を把握し、週末に休みを取るなどメリハリのある生活を心がける。



メンタル不調の早期発見に気づくためには、、、

重症化しないためには、早期発見。

自分で「不調なんじゃないか?」と考えてみるのが大事だったりする。


初期段階で起こりうるのは、

・一時的な心理的な反応なのか、すでに病的なレベルなのかと重症化の判断がつきづらい。

・人によってストレスによっての症状の表れが違う。

(心理的な反応や身体的な反応など)

・本来は自分で気づくはずだが、心身的に疲労することで判断力が低下し第三者に言われて初めて気付くことがある。


などの特徴がある。


心身の不調を感じたらやること

不調を感じたら早めの対処が必要です。


・ストレスの原因について考えてみる。事実を客観的に分析し、事柄を整理して考える。

・体調の回復を最優先してから解決していくこと。

・独断での解決は難しいとされているため、周囲に相談する。自発的な相談が問題解決において重要とされている。

・不調の原因は仕事以外にも普段の生活からの発生するので、安易な自己解決をしない。



最後に

現代はストレスがかかる場面が増えました。

仕事が遅くなったりして、人と会う時間も減りました。

だからこそ、こういう問題は起こってしまいます。


もっと自分を大切にして欲しい。

自分を大切にする時間を設けるのもいいかもしれません。

(好きなものを見たり、したりするなど)


ちなみに自分は寝ることを重要視していました。

(どうしようもなくなったら寝てリセットしようみたいな)


疲れているかもしれないあなた。

少し休む時間も設けてみてくださいね。


以上です!ありがとうございました。