それから俺は週一ぐらいの割合で由佳の居る店に通い始めた。

彼女は週末になると分かりやすい営業メールを送ってきた。(この頃から、自分もメールに絵文字を入れるようになったと思う)(笑)

自分を受け入れてくれる、居場所が欲しかったのかも知れない…


結局、由佳の店を出てもすぐ家に帰る気になれず、新たに二軒ほど新規開拓してしまう俺でした…


一つは近くにある少し小さめな箱のラウンジB、もう1つは川向こうの若者の街K町にあるキャバクラR…その他にも酔うと、客引きの黒服に言われるがまま、吸い込まれるようにはしごしてしまう俺なのでした…(泣)


それが…





放浪、漂流の始まりだった…



はじめはあまり呼ばれる事もなかった由佳だが、段々と売れっ子になってきて、ワンセットで何回も席を外すようになった。


さすがに悪いと思ったのか、由佳の方からアフターに誘う事もしばしばあり、もともと得意分野であるショットバーに何回か出かけた。