その店ではお互いのプライベートな話等、かなり詳しく話し合った。彼女の本名や昼間の仕事の事、家族の話、そしてはじめから期間限定でこの仕事をはじめた事等について…

由佳はあと半年で普通のOLに戻るのだ。

ある目的があり、その為の金がたまれば水商売から手を引くという…

その時は詳しくは教えてもらえなかったが、まさかそんな事の為にキャバクラのキャストを始めたとは…その時点の俺には知るよしもなかった。


かなりいい感じで、アッという間に数時間が過ぎ、あわよくばの展開に持って行く事はできなかったが、俺にとって久しぶりに楽しいひとときを過ごした。

その日は近くにある実家の方に帰るということで、待ち合わせした駅で別れた。
思えば、俺はすでに由佳の事を信用しはじめていたのかも知れない…

(なんか思ったよりいい娘やん?)


出会ってまだ三回しか会ったことない女を、人として信用しはじめたのだ。