若い時はパブやバー専門で、ホステスのいる店なんかは、違った意味でも必要なかった。

それでもこの10年近くは、地元のスナックで飲むようなり、馴染みの嬢もいたが…

きっかけは、学生時代の悪友の誘いで花街のキャバクラに連れて行かれた事だったと思う。

大人の街、花街にもキャバクラがあるなんて事も知らなかったが、(もっともこの店はクラブと名乗っていたが…)サラリーマン時代に上司に連れてこられて、いやいやながら飲んでいた時の花街とはずいぶんイメージが違った事に少し驚いた。

(花街とは全国的にも有名なあの街の事です)


悪友はスーツなのに、俺は脱サラの職人系でジーンズにTシャツなので、少し気後れしていたのを思い出す。

その店で知り合ったのが、由佳というホステスだった…
他の若い娘に比べて、少し年齢はいってるようだが、男好きのするようなと云うのだろうか、少し派手めな顔立ちが美しい女性だった…

「私、職人さんとかガテン系の人が好きなんですぅ」
「またまた巧い事言って~俺なんか見ての通り貧乏やし、何にも出ぇへんで!」
「そんなん違いますよ~前にほんまに職人の人と付き合ってた事もあるんですよ(笑)」

「あと、トラックの運ちゃんとか」

「ヘェ~変わってんな君」
なんて事を話しながら、どうせ営業やろ!と思いつつもあっさりと携帯アドレスをゲットされていた俺がいた(笑)