
「Shelley Script」や「Linoscript」のような、線の流れがつながったスクリプト書体のことを、「joining script」といいます。
「joining script」を大文字だけで組んだものをときどき見かけますが、欧文組版を学んだことのある人であれば、このような組み方は避けるのが普通です。
ただし、「joining script」の中でも、「Caflisch Script」や「Mistral」など、大文字だけで組んでもおかしくないものもあります。
線の流れがつながっていないスクリプト書体(non-joining script)、たとえばgrocery storeの広告でよく見かける「Dom Casual」なども、大文字だけで組むことができます。
デザインの仕事では、ときに「こうすべき」という常識を打ち破ってアイデアを考えることが求められると思います。
しかし、「Shelley Script」を大文字だけで組んだようなものは、英語の印刷物を見慣れていれば、やはりちょっと気持ち悪く感じられるはずです。