私達誰もが持ち合わせている能力は常識では考えられない
多くの魅力を秘めています。
眼に見える物聴こえる物しか普段余り意識を持てないですが
メンタルな部分では素晴らしい能力を秘めています。
未だ医学や科学では解明できない事が人々の努力と研究に因って
次第に社会の知識と成り常識と成って行くのですが説明出来ない
心の働きや身体の持って生まれた能力は多くの方があり得ない事
としてその存在を否定しがちです。
社交ダンスを踊るにあたってもリード&フォローや様々な
運動表現が踊り手の具体的な運動に因って成されるものと思い
シッカリと自分の知識として覚え再現する事で正しい踊りと成り
社交ダンスを上達させるものと多くの方が信じて疑いません。
その為具体的に身体をしっかりと動かし多くの知識を身に付け
記憶通り再現できる方が上手に演じられると思っています。
しかしながら練習量が多くて踊る為のアイテムを多く身に付けた
踊り手が上手に成るとは限らず上達の方法は踊り手に因って様々
と言えるのです。
寝る間も惜しんで練習している踊り手も居れば時々思いついたか
の様に練習をして同じような結果を得ている踊り手も居て一概に
練習量だけが上達の道では無いと言えるのです。
するとそれ程努力していなくても素晴らしい音楽表現が出来る
踊り手に対して多くの方は才能が有るとか運動能力に優れている
と言った評価を出しがちですが日々努力を重ねている踊り手
の方が遥かに知識も運動能力も優れている場合が多いのです。
願わくは少しの努力で大きな成果を得たいと言うのが人の常
なのですが社会通念や常識を基準にしていると自分の能力を
必要以上に否定してしまう事が多いです。
誰しも実際に身体を使ってお相手に運動を伝える事で思い通り
演じる事が出来ると思っていますがこの力が自分だけの力で
成されると思っているとやはりコンタクト面から先への運動は
繋がらず単に力をもってお相手とやり取りする事に成ります。
すると運動表現は力の大きさで決まりどれ程力を入れて踊るか
どの様に身体を動かして自分の意思をお相手に伝えるかに常に
気持を向け続けなければならず正しい踊りをしているつもりでも
一方通行の自己満足の踊りと成ってコンタクト面からは楽しさは
伝える事も得る事も出来ません。
私達は普段の生活に於いても痛みを感じるとその部分に気持ちを
向け痛みが取れる様に念じます。また様々な治療法を試みて
回復を図ろうとします。
この時具体的に患部の痛みを直そうとする行為以上にその部分に
気持が集中すると身体の様々な機能が働き痛みを炎症を抑えよう
とするのですがこれは身体の各部分が自分の意思と繋がって
思い通りに直そうとしているのです。
この作用は自分の身体だからその様な作用が有ると思うかも
知れませんが同じような事が人と触れ合った時お相手の
身体に作用するとしたらどうでしょう。
実は踊っている時も例えばマンツーマンで戦っている時も
自分の思いはお相手の身体と心に作用する事が解っています。
社交ダンスで言うならばコンタクトしながらお相手の心と
身体を感じながら具体的に演じている姿を想像してどの様に
動いて欲しいと心しているとお相手の身体が反応してその様に
自然に動いてくれるのです。
コンタクト面に力を加えてお相手の身体を動かそうとする
のではなくお相手の身体の運動表現をイメージする事で
お相手の運動を作り出す事が出来るのです。
社交ダンスやスポーツのエキスパートが行っている運動表現は
互いにコンタクト面を通して力のやり取りで演じているだけ
と言うのではなくお相手の心に働きかけ力を加えずにお相手の
自らの運動を作り出している場合が多分に有るのです。
常にお相手の心と身体を感じる様にと説明していますが
お相手がどの様に動いているかの映像イメージを持つ事で
自分が思い描く様にお相手を動かす事が出来るのです。
この能力は誰もが持っているのですが現代社会ではその力を
発揮しているのは一部の人達でありその多くがその道で
素晴らしい実績を築き上げています。
コンタクトする事に因ってお相手に自分の存在を意識させ
お相手の思いを探り自分が思い描く運動表現を演じたく
なる様に導きます。
お互いに思い描くお相手の運動表現や音楽表現が思うが儘に
演じさせる様に成ると誰もが感動する魅力的な音楽表現が
生み出されるのです。
人の心は目に見えない力で他人の心を動かし行動させる事が
出来るのですがその能力を知らないだけでなく存在すらを
最初から否定している方が殆どなのです。
感動的で天才的と思える運動表現を行うエキスパートは
素晴らしい身体の動きを持って的確なリード&フォローを
していると思いがちですが互いに自分自身の身体が独りでに
イメージ通り動く様にお相手から仕向けられているのです。
お相手が思う様に自分の身体が反射的に動くのですから
二人の間のリード&フォローが完璧に成るのです。
先ずは自分の思いやイメージをしっかりと描きステップや
ルーティンでは無く具体的な運動姿を頭の中に創り上げます。
お相手に因って音楽に因って思い描くイメージが変わると
同時に自分自身のステップワークや運動表現が変わります。
お相手がどの様に動いているかが感じられる様に成ったら
お相手にどの様に演じて欲しいかの映像イメージを創り
リード&フォローする事で本当の意味で正確なステップや
運動表現が出来る様に成るのです。