
スペインの老人ホームで、1800キロカロリーの食事を毎日与えたグループと、
1800キロカロリーの食事と「水だけの断食」を交互にさせたグループを比べた
ところ、後者の老人たちが圧倒的に長生きしたという。長寿、老化予防の秘訣は「小食」にあるようである。
米国カリフォルニア大学バークレー校のマーク・ヘラースタイン博士は、
つい最近、「断食すると、体内の細胞に抗ガン効果をもたらす」
「ネズミの一日おきの断食で、
「ネズミの一日おきの断食で、
体細胞の分裂する速度が確実に減少する」
「細胞分裂自体が遅くなれば、ガン発生の危険性を減らすことができる」
ことを実験で証明した。
「細胞分裂自体が遅くなれば、ガン発生の危険性を減らすことができる」
ことを実験で証明した。
さらに「成長ホルモン」や「インスリン」など、たくさん食べると細胞の成長が促進されるようなホルモンは、細胞の分裂を促し、ガン細胞の増殖プロセスに深くかかわると述べている。
つまり今、日本人の死因断トツ1位にあるガンは、「食べすぎ」と断言してよく、小食にすればその予防や再発の予防が可能であることをこの実験は示している。日本でも1998年に、大阪府立大の中野教授らが、マウスの実験で「小食」がガンを抑制することを証明している。同教授らは、150匹のマウスを50匹ずつ、3つのグループに分けて飼育した。
(1) 食事制限なし
(2) 食事を80%程度制限する
(3) 食事を60%程度に制限する
5週目にすべてのマウスの腹部にガン細胞を注入して、毎週、ガンの進行状態を調べた。その結果、(1)(2)のグループはガン細胞注入後2~3週間で、腹部に平均11gの腫瘍ができ、4週目にはほとんどのマウスが死亡した。(3)の「腹六分」のマウスは、腫瘍の大きさは平均7gと小さく、しかもほとんどのマウスが7週目まで生存した。また(3)のマウスは(1)の飽食マウスに比べて、免疫力に重要な役割を持つインターフェロンの量が2倍もあり、免疫細胞のT細胞の量が約2倍もあったという。
(2) 食事を80%程度制限する
(3) 食事を60%程度に制限する
5週目にすべてのマウスの腹部にガン細胞を注入して、毎週、ガンの進行状態を調べた。その結果、(1)(2)のグループはガン細胞注入後2~3週間で、腹部に平均11gの腫瘍ができ、4週目にはほとんどのマウスが死亡した。(3)の「腹六分」のマウスは、腫瘍の大きさは平均7gと小さく、しかもほとんどのマウスが7週目まで生存した。また(3)のマウスは(1)の飽食マウスに比べて、免疫力に重要な役割を持つインターフェロンの量が2倍もあり、免疫細胞のT細胞の量が約2倍もあったという。
またある量の放射線を満腹ネズミに照射したところ、100%発ガンしたのに対し、腹五分程度の空腹ネズミの場合では、わずか0.7%しか発ガンしなかったという実験結果もある。
同じく米国エモリー大学病院のS・ハイムスフィールド博士が、平均寿命50歳で同じ程度の進行ガン患者100人を無作為に集め、A群の50人には病院の普通食を、B群の50人には特別な栄養素を十分に入れたスープを加えた高栄養食を与えたところ、A群の平均生存日数は300日、B群は75日だったという。
同じく米国エモリー大学病院のS・ハイムスフィールド博士が、平均寿命50歳で同じ程度の進行ガン患者100人を無作為に集め、A群の50人には病院の普通食を、B群の50人には特別な栄養素を十分に入れたスープを加えた高栄養食を与えたところ、A群の平均生存日数は300日、B群は75日だったという。
こうしたさまざまな事実から考えると、私たち人間がガンになったときに食欲がなくなるのは、免疫力を上げてガンを治そう、延命しようとする反応であると考えてよい。しかしせっかくの食欲不振を一般の人はもちろんだが、医師たちまでもが信じきったように「体力をつけるために少しでも食べよ」と、ガン患者に食を強制することが多いようだが、どうしたものであろうか。
転載元転載元:dreamland
