米国ボルチモアにある国立老化研究所(NIA)では、回虫から猿までの動物実験を行なっており、「カロリーの摂取を抑えると、長生きする」という結論を得ているが、
「摂取カロリーを60%に抑えると、寿命は50%延びる」ことがわかったという。
    NIAのマーク・マットソン博士は、マウスを、
        A群・・・好きなだけ食べさせる
       B群・・・摂取カロリーの60%を抑える
       C群・・・1日おきに好きなだけ食べさせて、翌日は断食
    に分けて実験したところ、C群が一番健康で、しかも寿命が長く、
老化による脳の損傷も少なく、アルツハイマー病やパーキンソン病に
かかるマウスもいなかったと発表した。
そして、「断食が、酸化による脳細胞の損傷を抑え、体のあらゆる細胞の
成長を促す」と結論している。
    また同研究所では、年取ったネズミの脳内ドーパミン受容体の量を測定し、その後、摂取カロリーを40%に抑えたところ、
老化すると減っていくはずのドーパミン受容体の量が逆に増え、
学習記憶能力が高まり、普通食のネズミに比べて、寿命が40%延びたとの実験結果を発表している。さらに、
「若いマウスと老齢のマウスを低カロリー食で飼育した後、
肝臓の細胞に表れる遺伝子の変化を調べた。その結果、遺伝子の変化により、
老齢マウスは老化の進行が抑えられ、
寿命も延びた。若いマウスはさらに長命だったということを実験で証明した。
同教授らは「人間の高齢者にもすぐ適用できるだろう」と述べている。
    究極の「小食」が「断食」であるが、フランスのド・ブリーズ博士は、「断食すると皮膚の若返りが著しく、シワがとれ、シミ、そばかす、発疹、吹き出物が
消えていく」と言っている。また米国カリフォルニアに断食病院を設立し、数々の難病奇病の患者を救ったハーバード・シェルトン博士も、
「断食により皮膚は若々しくなり、色つやがよくなり、眼は生き生きとし、表情がよくなり、10歳から20歳若く見られるようになる。この皮膚の若返りは体全体の
若返りの現れである」と述べ、断食により具体的には、
以下のような若返り減少が起こるとしている。
       one 聴力の回復
       two 視力の回復
       three 精神力の回復
       four 体重減少
       five 顔の小じわの消失
       six 血圧の低下
       seven 心臓・循環機能の促進
       eight 前立腺肥大の解消
       nine 性的機能の若返り