くつがえされた人は猿から生まれたという「ダーウィンの進化論」
犬の血液を抜きとり、希釈した海水を同量注入すると言った内容でした。血液を抜きとった直後は瀕死の状態だったものの、数日後、実験前よりも元気になったという結果でした。この実験で人を含めた地球上の生物の血液と海水の組成が非常に近く、これらの生物は海から生まれたことを証明する決定的な証拠となりました。それまで人は猿から生まれたという「ダーウィンの進化論」が定説とされていた時代では、大きな迫害を受けることとなってしまったカントンでしたが、その後、「犬の実験」と同様の方法で、もう助からないと言われた病人を対象に海水を血管に注入し、多くの人たちを病いから救い次々と命を助けることとなりました。このカントンの地道な努力の功績は、やがて、現在の世界中の医療現場で使用されている点滴である「生理食塩水」の先駆けとなりました。
その後、フランスのゲルフィー教授は、温めた海水に浸かることで、ミネラルのイオンを体内へ浸透することを自らの研究によって証明いたしました。 「空気中の菌数」の研究では、外洋(沖合い)では無菌であるものの、海から都市に近づくにつれ菌が増加することが分かりました。確かに外国で発生したSARSやコレラが航路や空路無しでは、海を越えて伝染しないのも、海がバリアしてくれているからなんですね。
