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臨死体験をすると、これまでの人生回顧を自分と他者の両方の視点から経験し、愛に包まれた光の体験をすることによって人格変容が起こる・・・
などという研究報告で知られていますが、その人格変容の「変わりっぷり」の激しさでいえば、ダニオン・ブリンクリーはトップクラスといえましょう。
人殺しに何の良心の呵責も感じない暴力的な人間だった彼が臨死体験を境に、ホスピスでのボランティアをライフワークとする愛情溢れる人間へと変貌。
おまけに光の存在から未来の地球のヴィジョンを見せられたり、見ず知らずの人間の心の中を読み物事の様々な情報を得る超能力が身についてしまうなど、彼の特異さは際立っています。
臨死体験をする前のダニオンは、すさまじく極悪な性格の持ち主でした。
幼少時代からいじめっ子の乱暴者で、「三度の飯より喧嘩が好き」という人間がいるとしたらこの人のこと。
学生時代には6000回以上の殴り合いの喧嘩をし、常に「相手を血祭りにあげることばかりを考えていた」という・・
そんなジャイアン気質の彼は、天職とも云えるCIAの暗殺隊員となり、ベトナム戦争時には数々の虐殺に関わります。
例えば、彼がある国の政府役人を暗殺する任務に携っていた時、暗殺チームはターゲットの役人一人を殺すのは難しいと判断すると、役人が宿泊しているホテル自体を爆破することになりホテルの滞在客も巻き添えに殺します。
この時ダニオンは、「あの役人と行動をともにしていたのだから死ぬのは当然の報いだ」とこの一件を笑い飛ばしていたそうで。
しかし1975年のこと、天の裁きか恵みかダニオンは雷に打たれ黒焦げになって病院に運ばれます。その時、肉体的には「死んで」から水晶と光の霊界を旅し、自分が痛めつけてきた全ての人々の苦しみと恐怖をパノラマ的レビューで味わうことになったというのです。