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現在、日本の抗うつ不安薬の売り上げは、文句なしのダントツ一位であり、しかも二位以下を大きく引き離している。あるエピソードを紹介するが、日本でも権威ある医学雑誌として知られる「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(The New England of  Medicine
)」に、「製薬企業と医師の腐敗構造」というマーシャ・エンジェル医師の記事がある。その中でパキシル
のマネーシャーであるバリー・ブランドが次のように語っている。

   『まだ誰も気づいていない顧客マーケットを掘り起こして拡大させ、利益を生み出すことは、マーケティングをする人間の夢である。社会不安を障害とすることによって我々がやっていることが、まさにそれなのである』

   つまり何が起きているかというと、アメリカ精神医学界と製薬会社
が計画的に、病気を作り出しているという告白なのである。その他にも権威ある精神科教授のローレン・モシャーや、精神科医ステファン・クルシェフスキーも次のように述べている。

   『DSM (米国で精神医療の教科書的存在)第4版は、精神医学が医学に認められるようにそれを模造して作られたものである。それに関しては我々内部の者は、その書物が科学的というよりも政治的な目的を持って編纂されたものであることを知っている。(略)DSM 第4版はそうした最大の欠陥を持つにもかかわらず、権威ある教科書となり、莫大な利益を生み出すベストセラーとなった』

   「我々はあなた方に継続的に薬物を与えるために、本来正常な気分や考え方を好きなように診断して病名をつけ、病気を作り出すことができる。(略)こうして疾患を作り出すことに関しては、精神医学に並ぶものはない」