ホジュンは貧しい村人達の為に診療した、
このせいで科挙に間に合わなかったくだりから。
山陰最初の医科合格者となったドジは一躍話題の人物となり、
町の英雄として賞賛を一身に集める一方、
ホ・ジュンは身のほど知らずに科挙を受け、
惨めに敗れ去った愚か者として笑いの種になった。
ドジが凱旋して以来、山陰は町全体がお祭り騒ぎだった。
ドジの合格を受け、ユ家では盛大な祝宴を開いた。
そこには町の有力者だけでなく、山陰県監様までが姿を見せ、
口々にドジの快挙をほめたたえた。
これほど誇らしいことはなく、これまでの屈辱が一度に報われる思いで
いたその時、山陰県監様に鎮川県監から手紙が届いた。
そこには、山陰の医員ホ・ジュンが科挙に行く途中で鎮川の貧しい村人たちを診療し、村人たちの頼みを断り切れず科挙を受けることもできなかったこと、
他の医員は冷たく背を向けるなか、科挙を後回しにして村人たちに尽くした
ホ・ジュンはこの世に2人といない義人だとほめたたえていた――。
この中で師は実子であるトジを激しく批判します
この言葉に全てが含まれています。
医員は第一に患者を治す事。
第二もなく弟三もなく四も五もない
ただ、患者を治すことだけだと。