
近藤先生は日本のがん治療は根本的に間違っていると言う。まず、先進国では日本にしかない定期健診。こんなものは必要悪だときっぱり。
健診技術の進歩でがんかもしれない部位を発見する能力は格段に上がった。
でも、その大半は「がんもどき」であって正真正銘のがんではないという。
でも、「がん」と認定できれば、医師は抗がん剤治療をはじめ様々な“お金になる治療”が施せる。その結果、日本では必要もない外科手術や抗がん剤治療が跋扈しているというのだ。
この問題は恐らく、日本の原発村にも通じるところがある。メディアもそうだ。1000万部とか800万部などという新聞は日本以外に存在しない。とにかく、日本人は権威に弱い。、治療法が日本と欧米でまるっきり違っていることが分かったり・・・。日本の治療はこのままでいいのかと疑問が芽生えた。
例えば、落語家の立川談志さんが罹った喉頭がんがあるでしょう。欧米では放射線治療で切らないのが主流になっていたけど、日本では1期から4期まである1期の早期がんでも切ってしまう。
また食道がんも欧米では放射線治療が当たり前なのに、
そういうのを日本ではみんな切っちゃうわけね。
その結果、患者の声が出なくなるとか、
食べられなくなるとかは二の次なんですか。
近藤 そう。喉に穴をあけて、声が出なくてかわいそうな生活を患者に強いるわけです。しかも日本の中でも1期でも全部が手術かというとそうじゃなくて、
ある患者にはやり、ある患者にはやらないとか、
病院によって施術が違ったりしていた。
近藤誠医師の著書より
