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医療同源という言葉の通り。17世紀以前の料理人にとっては日常使われる野菜のキャベツや人参、ハーブ
と呼ばれるセージやローズマリー果物のりんごまで、すべてがキッチンハーブでした。ハーブ、野菜、果物
さらには雑草という植物の分け方は近年のものです。
これらの植物に含まれるアルカイドやサポニンに代表される薬効成分は全ての植物が保有しています。
西洋では紀元前二世紀から利用されエジプトパピロスの文庫には紀元前1700年、今から4千年前から
医療に用いられていたと記されています。それから紀元前100年頃には、
ローマで高価なハーブを複雑に組み合わせる贅沢な医療処方が大流行しました。又中国伝統医学〔漢方〕では、紀元前2500年頃の古典的
な臨床が今でも用いられています。
昔からどの地域でもハーブは伝統医学の中心で、今でもこの伝統医学は
5千年前と同様に通用するのです。現在、このハーブ医学への関心は世界中で広まっています。
特に西洋では、植物の薬効成分を科学的に組み合わせた新薬の副作用を
心配して、植物の穏やかなハーブの薬を求める人が増えています。
現代医学では、ハーブを組み合わせて毒性を和らげる技術が失われていると
いえるでしょう。
ハーブの医学は丸ごとの植物を組み合わせたりすることにより副作用の
危険性を減らす科学成分も自然と含まれているのです。
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アルニカ〔キク科〕
アルニカは多年生の山間にみられる、明るい黄色い花を
7、8月頃に咲かせる。茎の根元にはバラの花状に
卵形の葉が地面に押し付けられたように付いている。
スイスではスキーヤーのあらゆる打ち身、捻挫、内出血などの治療に用いられることで知られている。抜歯などのショックや
出血、内出血を伴う手術など、吹き出物、脱臼、骨折、蜂に刺された時、蛇に咬まれた時、後ろ足の麻痺、分ペン後の内出血など、どんな
場合にも用いられる。また、緊張や運動による身体の張りにも効果がある。
どんな症状にもアルニカは無害であり、頻繁な
繰り返しの服用を要する場合もあるが、効果が現れるのは早い。