釣りにおいて、釣果と危険は正の相関がある。

ゆえに、不幸な事故が後を絶たない。

釣りによる死亡事故は毎年100人を超えると言われている。

 

磯や渓流で大自然を相手にする釣りは、私にとって今も変わらぬ憧れだ。
しかし五十路を目前にしてお腹が出てしまった今の私には、おそらく一生踏み込めない世界だと自覚している。

 

シーバスは都市部でも成立しやすい釣りであり、比較的安全に続けることができる。

それでもウェーディングの有無や時間帯、同行者の有無によっては状況が変わる。

ハイシーズンには、私のホーム河川でも、夜に一人でウェーディングするアングラーをときどき見かける。
夢中になりすぎて、気づけば三途の川にルアーを投げていた――などということにならなければと、いつもひやひやしている。

 

ウェダーの圧倒的な機動力は魅力だが、私は一人で釣行するときには履かないと決めている。

代わりに重宝しているのは磯靴である。

ライフジャケットほど重要視はされていないが、同等またはそれ以上に靴は安全上重要なアイテムだと思う。

 

mazumeのMZWD-691は、多少値が張るが、性能は申し分ない。
靴底のタングステンピンは、土、草、石、コンクリート、コケ等いかなる地面にもしっかりと引っかかり、

足首まで硬くホールドされるので、段差で足首をひねったりする心配もない。

 

磯靴は、普通に履いていても、それが磯靴であると気付く人はほとんどいない。

私は、この時期、丁度良い雨が降れば、スキーウェアに磯靴で職場に向かう。