アパマン空中線について書きます。
アンテナはSD330。
これを外壁スリットから、40mm角のアルミポールで外にだします。
角ポールなのは、外に展開中に回転しないよう。
万が一の落下防止のため、ポールにアイボルトをつけて、ロープで固定しています。
見づらいですが、給電部です。
モービル用基台をアルミポールの先端に付け、SD330を立てています。
見えているケーブルは、カウンターポイズ用8sqIV線と、5D-2V,アンテナコントロール用キャブタイヤケーブルです。
収納時です。外壁からほとんど飛び出していません。
展開時です。 外壁から、約70cm飛び出しています。
特に3.5,7MHzでは、外壁から離すほどSWRが下がり、受信感度が向上しているのがわかります。
ベランダの内側外壁に立てかけた金網カウンタ―ポイズです。
いちおう、IV線でボンディングしています。
BS用の突っ張りパイプに単管パイプ用クランプで固定しています。
外壁との間にベアリングシートをひいて、容易に展開できるようにしています。
荒天時は、容易に(工具なしに)撤去することもできます。
大変苦労しましたが、やっとアンテナの形になりました。
ちなみにこの状態でSWRを測ってみました。
まずは一番やりたい14MHzです。
SDC1のディフォルト状態だと、
同調点が、約11.6MHzでした。正直使えません。
コントローラーで微調整すると、
FT8で使う14.07MHz付近で、約1.4まで追い込むことができます。
ピークが非常にシャープで、ブロードなバンド運用はできません。
次に一番難しい3.5MHzです。
これもSDC1で追い込んで、3.57MHz付近で、約1.2になっています。
課題の7MHzですが、
本日は調子がよく、7.07MHz付近で、約1.4まで追い込むことができました。
ご覧の通り、短縮アンテナの性質上、同調周波数帯が非常に狭いため、クリティカルな調整が必須です。
これに、SDC1とNANO VNAが大変役立っています。
特にNANO VNAは割と安価ですので、導入して損はありません。
これがなければ、微調整は不可能と言えると思います。
まだまだ続きます。












