fishfunkyです。
最近、タイミングが合わなくてバチコンに行けてません。
そこでジャンクで手に入れた真空管アンプの修理にチャレンジしてます。
その世界では有名なエレキットの真空管アンプTU-8100というモデルのアンプキットです。
買ってから軽くチェックしてLチャンネルから音が出ないし、
真空管を差し替えてもRからは音が出るので、
真空管の問題じゃないなということで、
しばらく放置してました。
先日、エレキットのオンラインショップから回路図と説明書(330円)を注文して、
入手済みです。
釣りに行けない週末になったので、
この機会に回路をチェック。
真空管アンプはプレート電圧に300ボルトとか高い電圧がかかるので、
回路に触れるときに注意が必要です。
ハンダ不良とかぐらついているパーツがないかチェックしましたが、
全部大丈夫そうです。
本格的にやるにはシグナルトレーサーを自作すれば良いんですが、
すぐに機材が準備できないので、
電源と真空管を抜いて基盤の状態の回路に戻します。
プレート電圧につながったコンデンサーも蓄電した高圧が抜けた状態にしています。
そこで、音楽プレイヤーとイヤホンを使って、
回路図を見ながら、
入力回路から音が問題なく流れているか順番にチェックします。
インプットから真空管の入力回路OK。
三極管出力から五極菅入力回路OK。
五極菅出力から出力トランスOK。
ということは!!!
出力トランスの7k側の断線が原因でした。
テスターで導通を確認しても、
切れています。
ということで原因特定できたと思います。
真空管回路は、真空管の外側の信号の流れが比較的シンプルなので、
信号が追っかけやすいですね。
エレキットの補修用パーツで、
出力トランスが3850円と結構高いのですが、
まあ良いかと注文しました。
届いたらトランスの入れ替えです。
この修理が成功して、
真空管アンプの音が楽しめたら良いなと思います。