ボートアジング用ロッドの条件・forギガアジ・テラアジin紀伊長島・尾鷲エリア! | Fishfunkyの ギガアジ バチコン 最前線

Fishfunkyの ギガアジ バチコン 最前線

バチコン・アジング専門。テラアジ(50cm以上のアジ)を狙います!2015年8月初のテラアジ50cmゲット・11月2本目の50cmゲット!2022年3月テラアジ2連発ゲット!6月さらに1本!2023年3月3本を追加し、10年で8本のテラアジを釣りました。

ギガアジ・テラアジを狙って、
ボートアジングで、
これまで結構色々なロッドを試してきました。

日本海と紀伊長島・尾鷲では潮流や深さなどのコンディションが違うので、
今回は三重・紀伊長島・尾鷲エリアでのロッドについて考えてみます。

まずは、ボートアジング用ロッドを選ぶ際のポイント

条件1
60メートル前後の水深のアタリを感じることができること!
何人かのボートアジンガーの方と話したんですが、
「結構・アジのバイトは多いと思うんだけど、取れていないアタリが結構あるんじゃ無いか?」
というのが共通するコメントです。
つまり、アタリを取れるロッド。
手に感じる振動系アタリと、目で見えるビジュアル系アタリ。
両方取れるロッドがいいです。

条件2
食い込みがいいこと!

より多い、フッキングチャンスを得るためには、
感度の良いソリッド・ティップが有効という感触を持っています。
ソリッドであれば、しなやかな食い込みの良さが期待できます。
こちらが合わせなくとも向こう合わせ気味になる、そんなロッドが有効です。
チューブラーか、ソリッドかという議論がありますが、
あたりのバリエーションの多さで、ソリッド・ティップかなと思います。

条件3
10号~20号のシンカー負荷に負けないこと!
紀伊長島・尾鷲エリアの60メートルラインは結構な潮流があります。
そこで仕掛けをボトムに届けるには10号から20号程度のシンカーが必要です。
これぐらいの負荷を掛けても、コントロール可能で、
かつアタリを伝えてくれるロッドが必要です。

条件4
瞬時のフッキングパワーがあること!

せっかくアタリを感じても、ロッドの調子によってはフッキングできないこともあります。
最近、感じるのですが、フッキングにはベリーの堅さが関連していると思います。
そういう意味では、ファースト・アクションのロッドが有利なのかな~?

条件5
フッキング後は綺麗に曲がってくれること!

当たるまではファーストアクションで、ヒット後は綺麗にベンディングする。
そうやって、アジをいなしてくれるロッドは、バレる確率が低くなります。
いわゆる可変テーパー的なロッドということでしょうか?

以上の5条件が私が見つけたチェックポイントです。

本当にこんな理想的なロッドがあるのかと言えば、実際には難しいかもしれません。
でも、何となく思うのは、
ULランク、ソリッド・ティップ、ダウンショットで定評のあるバス用スピニング・ロッド。
こういう傾向のロッドが適していると感じています。

ガイドが大きい、グリップが短いなど、少し不便はありますが、
そのままでもなんとかなるレベルだと思います。

もう何回も紹介しているので、ご存じの皆さんも多いと思いますが、
私は下のロッドで数え切れないギガアジと、2本のテラアジをゲットすることができました。

No.1 ダイコー カリスマスティックKS-S60
6フィート・ファーストアクション・ソリッドティップ・ULのダウンショットに強いロッドです。
グリップとガイドを軽量化すれば、さらに感度アップが期待できます。
ティップだけが小さく動く、ビジュアル系のアタリのバリエーションも多く、
さらに手で感じる振動系のアタリが出るときは「コツッ」と明確です。
渋いときは「ツッ」という小さいアタリのような違和感が出ますが、
あわせれば、しっかりフッキングしてくれます。
アタリを感じて、掛けてゆく攻撃的釣りを楽しめるロッドです。
シンカー負荷・フッキングパワーも申し分ありません。
若干バットが強すぎるのが欠点ですが、
掛けた後は柔らかな手さばきとドラグ性能の高いリールで、
ばらしを防ぐ作戦です。
少しロングバージョンのKS-S63も良いと思います。
テラアジ2本はKS-S60で釣りました!!!

No.2 ダイコー コブレッティ RCS/64/002/s シェイクダウン
6.4フィート・ファーストアクション・ソリッドティップ・ULのダウンショットに強いロッドです。
上記のカリスマスティックより、少しパワーが弱い目で、
全体的に食い込みが良く、掛けてからの曲がりも大きいです。
こいつはさすがダイコーの最高傑作の一つです。
高弾性の感度とソリッドティップの食い込みの良さが共存しています。
グンと竿先を持って行かれる場合や、気がついていると食っていたなど、
何もしていないのに釣れているときがあります。
いわゆるオートマチック・フッキング的な強みがあります。
一方、アタリが出るときは、コツ・ツッなどの振動系アタリ、
ティップが小さく動くビジュアル系アタリも出ます。
ある意味、一番数釣りができる可能性のあるロッドかもと思っています。
まだ、カリスマスティックよりも釣り込んでいないので、
今後、さらに使用を重ねれば、もっと多くの特性に気づく可能性もあります。
シンカー負荷は15号程度までに押さえられれば理想的かと思います。
フッキングパワー・掛けた後のロッド全体の綺麗な曲がりも良いです。
いい仕事をしてくれるロッドだと思います。

この2本は、これまでの釣行から帰納法的に選ばれていったロッドですから、
というか、結果的に釣れた実績のあるロッドなので、
現在の、私の使ったロッドの中では一番良いと感じたロッドです。

バスロッドには、エバグリのエアリアルやソリッドエアリアルに始まる、多様なダウンショット~フィネス系ロッドの豊富なバリエーションがあるので、
きっと他にもいいロッドがあると思います。

私の限られた体験の中ですので、
これがベストだとは思っていませんが、
何か参考になれば最高です!!!

ギガアジ・テラアジをボートアジングでゲットしましょう!
GTB!!!