母の体調が良くなってきた
6月の終わりに帯状疱疹の酷い痛みに動けなくなり、10日間の入院をしているうちに痴呆が一気に進み、退院してからは顔つきも険しい老婆のようで起き上がることもトイレへ行くことも一人ではできなくなってしまっていた
毎朝、母を起こしに実家へ行き、何もできない母と手足の不自由な父の介護と食事の支度・・・
実家と仕事の往復の毎日で、クタクタになってた
でも、帯状疱疹の痛みが少しずつ弱まってきているみたいで、2週間ほど前に介護用ベットに替えてからは母自身も「自分で起きれるようになりたい」と思うようになったらしく、グッとやる気が出てきた様子(*'▽')
ここ数日は、朝わたしが実家に行くと既に自分で起きて着替えていたりするようにもなったし、食後の片づけも自分からやるようになってくれてるから、一安心
顔つきも声の張りも以前の母に戻ってきた
昔、介護の仕事をしていたこともあり、痴呆による発言や行動の問題については何の抵抗感もないし全然理解できるしおもしろいと思える
母の体を洗ったり、下の世話をしたり、子供に教えるように「次はこれをやるんだよ~」とかひとつひとつ一緒にやっていると、実の親を介護しているのは決して嫌でもなく負担に感じてもいなくて、”やってあげたいからやってる”自分に気づく
それは、この親に愛情をたくさんかけてもらい育ったという体感があるから
若いころはけして”仲のいい親子”ではなかった
普通に反抗してたし「むかつく!こんな家にいたくない!」と家を出た時期もあった
結婚後も年に数回の里帰りをするくらいだったし・・・
介護を通して
親から愛情を注いでもらえたことにとても感謝している
世の中にはいろんな親子・家族がいて、親から愛情がもらえなかった人や、子への愛情をうまく表せない人もいて、愛し方も愛され方もわからず悩んでいる人もいるけれど、
有難いことに私は子供の頃に受けた親からの愛情が体の中にちゃんとあったんだな~と思う
この歳になってやっと気づく(^^)
明日も両親の体調がいいといいな
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